あらすじ
犬飼千秋の中学時代の友人・鷹峰海里と、ばったり出会った猫村蘭。教師に対して警戒心を抱く海里の様子を見た蘭は、千秋が学んでいることを一緒に実践してみないかと持ちかける。
...続きを読む
高校1年生の夏を前にして既に留年候補者にあがっているヤンキーの犬飼千秋と、担任の化学教師である猫村蘭先生のお料理補習マンガです。
科学や料理がわからない私には難しいのでは…と心配しているそこのあなたも大丈夫!
科学の難しいお話は千秋が質問してくれますし、千秋にわかりやすいレベルで猫村先生が解説してくれます。
そして、料理についてはわからなくても大丈夫だと私が保証します(笑)。
私は料理が苦手なので、からあげを作るときの下味として意味も考えずにとりあえずお酒を入れたり、めんどくさがって煮込み時間を短くしたりする千秋に共感が止まりませんでした。
また、蘭先生の解説を聞いて、レシピに書かれた調味料の量や手順、時間には意味があるんだなととても勉強になりました。
しかし、蘭先生は一般的なレシピ通りに作るのではなく、苦手な箇所ややりたくないことは科学の力を借りてどうにかしよう!という方針で、簡単な調理法を提案してくれるので料理のやる気がでてきます!
クスッと笑えてためになるこの作品で、あなたも千秋と蘭先生と一緒に料理と科学の面白さを学んでみませんか?
感情タグBEST3
面白い〜!
今回も科学的な料理解説がとても面白かったです。このマンガを参考に料理を頑張ります。又次巻も楽しみにしています。
教え子になりたい
『らしくない』と呟きつつも勤務先の生徒ではない海里くんのことも気にかけてくれる猫村先生。実際にこんな先生がいたらなぁ。私も猫村先生の教え子になりたいです。
高校生の時代などとうに過ぎてしまった大人だからこそ、生意気ざかりで未熟な年頃にどんな大人と出会ったかが人生に与える影響が大きいことをを知っています。
千秋くんの笑顔が巻を追う毎に増えていくのが素敵です。
現役青少年よりも大人に響く作品かもしれません。