あらすじ
生まれつき身体が弱く『死にかけ令嬢』と呼ばれ、箱入り状態で育った侯爵令嬢のカーリン。しかしある程度体力もつき結婚適齢期を迎えたころ、父からお見合い話を持ち掛けられる。若い男性とのふれあいが皆無だったカーリンはその話に食いつくが、お相手は騎士団長の父の部下であるゲラルド。彼は『鋼鉄の定規』と呼ばれ騎士には珍しく頭脳派で硬派な男。なにより女嫌い!──「では、殿方が好きということですか。奇遇ですね、わたしもです!」 それを斜め上方向にポジティブな理解をしてしまったカーリンはゲラルドとともに『理想の殿方』探しを始めるけれど……!? ちょっとずれた勘違いから始まるラブコメディ!
...続きを読む感情タグBEST3
死にかけ令嬢というタイトルなので、身体が弱くてゲホゲホしながら頑張るイメージでしたが、子供の頃は死にかけるくらいに身体が弱かったけど、何とか日常生活が送れるようになったら過保護に育て過ぎてどうしようとなるお話です。
一気に読めた
死にかけ令嬢ってどんな? と思いながら読んだら
現在進行しゃなくて楽しく読めました。
それぞれの愛情がテンポよく書かれていて読みやすい作品でした。
描写が細かくて創造しながら読めてわかりやすかったです
ポジティブ病弱令嬢
ポジティブな病弱令嬢と生真面目な騎士
主人公はポジティブな病弱令嬢。
深窓のご令嬢を地でいく箱入り娘。
でも死を覚悟した事がある人だけに芯の強さがある。
ヒーローは副官?ポジションでどちらかというと書類仕事をしている印象。現実ならワーカホリック社畜。でも剣を持てば強い。
ヒーローの女嫌いを男性が恋愛対象と思い込んでヒロインとデートを重ねて、惹かれあっていくのだけれど、トンデモ設定なわりに自然でほのぼの。
特に陰謀とかもなく、障害もなくほのぼのとしたラブストーリー。
楽しい気持ちで読み終えた❣️
天然な令嬢
幼い頃から体が弱くいつ儚くなっても仕方がなかったヒロイン。そのせいで屋敷から出ることもなく、純粋培養で育てられました。そんなヒロインも年頃になり結婚適齢期に差し掛かります。騎士団長の父親は一先ず真面目な部下のヒーローとお見合いをさせますが。
ヒロインが本当に天然無垢で可愛らしかったです。そんなヒロインに惚れていくヒーローも良かったです。もう少し波風があればよかったのですが仕方がないですね。