【感想・ネタバレ】雲の花嫁 フェンネル大陸 偽王伝6のレビュー

あらすじ

※本書は、2011年8月26日~2021年9月13日まで配信していた『雲の花嫁 フェンネル大陸 偽王伝6』の新装版となります。重複購入にご注意ください。
世界を支配せんと目論む大国シスタス。これに叛逆する意思を固めたフェンは、自らを“偽王”と名乗り、たった三人でシスタスに潜入する。そして、そこで知ったのは、困窮するラビッジ王国を一から建て直した若き女王ローゼルの悲劇。さらに、現ラビッジ王リノが主導する小国連合に、再びシスタス軍が侵攻を開始。 (講談社文庫)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

激動する世界の動きに負けないくらい、フェンの心が想いが加速して行く。
「選ぶコトもできない人間がいること・・・」コレが1番きた。
生まれた時から「選択」は目の前に広がり続けていて、選んで当たり前の世界にいるコトに気づかされた。
フェンは選べないコトを帰ることを選ぶ、経験が強くしてくれた。
この先が楽しみで仕方が無い。
偽王は真王になるのかなぁ。

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2012年02月20日

Posted by ブクログ

シスタスの国に入ったフェン。彼女が最初に訪れた町はシスタスの暗部を垣間見えるものだった…。この巻の表紙はレティシアかな? こういう毒気を抜かれる人物は結構好きです。そして彼女によって語られるリノが王となる前のラビッジ王国の物語の結末はあまりに哀しいです。それでも、真実を知ったフェンの出した答えが真っ直ぐで眩しいです。横暴な行いを続けるシスタス、それに対抗する国々、そしてフェンの思いに惹きつけられて集まった人々。偽王伝の最終巻を楽しみにしています。

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2012年06月19日

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