【感想・ネタバレ】現代語訳 学問のすすめのレビュー

あらすじ

近代日本最大の啓蒙思想家・福澤諭吉の大ベストセラー『学問のすすめ』を、原書のリズムをいかしつつ、文語を口語に移した現代語訳。国家と個人の関係を見つめ、世のために働くことで自分自身も充実する生き方を示した彼の言葉は色あせない。時代情勢を的確に見極め、今すべきことを客観的に判断する力を身につけよう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

昔から名著で、日本で有名な本を挙げたら必ず挙がるであろう名著の現代語訳版。
非常に読みやすく現代語訳してあるので、肩ひじ張らずに読めました。
現在でも十分通じる内容が、直截に書かれていて、読んでいてくどくない。
内容としては、勉強し、世間と積極的に交わりあらゆることに興味を持ち、それらを観察・推察して活きた学問を得ることの大切さを述べていました。
そのための心構え、世間の考え方なども述べていて単なる自己啓発本だけではなかったです。
昨今の不平不満あふれる世の中を見ていると再びこの本の価値観は必要なのだと感じさせられます。

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2024年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学問で重要なのは、それを実際に生かすことである。実際に行かせない学問は、学問でないのに等しい
妬みは百害あって、一利なし
人間最大の災いは怨望であって、その原因は窮なのだから、言論の自由は邪魔してはいけないし、行動の自由は妨げてはいけない
人望とは、実際の力量で得られるものでは元よりないし、また財産が多くあるからといって得られるものでもない。ただ、その人の活発な知性の働きと、正直な心と言う徳を持って、次第に獲得していくものなのだ

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2024年12月22日

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