【感想・ネタバレ】ダンゴムシに心はあるのか 新しい心の科学のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

良書だと思う。
タイトルの問いに対する答えをすぐ知りたい人には向かないが、心の定義、心があるのか研究の試行錯誤などの過程がまさに研究者で、こういったことを教授というのは繰り返しているのか、とよく分かる内容だった。
学術的・論理的に試行錯誤の経過が記載されているのでわかりやすい。
普段の生活では予期し得ない状況に置かれた時の規則性を見出し、そこに心があると考えている。

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2022年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容情報
[日販MARCより]
心とは何か。庭先によくいる、小さくて丸くなるダンゴムシにも心はあるのか。大脳がないダンゴムシにも心があり、道具を使う知能もあることを示唆するユニークな実験の数々を紹介し、「心-脳」問題に一石を投ずる。
[BOOKデータベースより]
「ファーブル昆虫記」にも出てくる、庭先によくいる小さくて丸くなるダンゴムシ。このダンゴムシにも「心」があると考え、行動実験を試みた若い研究者がいた。迷路実験、行き止まり実験、水包囲実験など、未知の状況と課題を与え、ついにダンゴムシから「常識」では考えられない突飛な行動を引き出すことに成功した。大脳がないダンゴムシにも心があり、道具を使う知能もあることを示唆するユニークな実験を紹介し、「心‐脳」問題に一石を投ずる。
第1章 心とは何か―「心の定義」を提案する(心とは言葉である;日常的な心の概念 ほか)
第2章 ダンゴムシの実験(会社で学んだこと;ダンゴムシとの出会い ほか)
第3章 ダンゴムシ実験の動物行動学的意味(心の研究と動物行動学;動物行動学における四つの「なぜ」 ほか)
第4章 「心の科学」の新展開(心とは何であったか;知能の遍在性 ほか)

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2014年08月27日

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