【感想・ネタバレ】言いにくいことが言えるようになる伝え方 自分も相手も大切にするアサーションのレビュー

あらすじ

「がまんする」でも「言いすぎる」でもない対話のために

「言いたいことをがまんする」
「言ったことを後から反省する」
そんな経験はありませんか?
相手を尊重しながら、自分の気持ちを伝える
究極のコミュニケーションを教えます!

「アサーション」とは、
自分も相手も大切にするコミュニケーションのこと。
「自分の言いたいことを大切にして表現する」と同時に、
「相手が伝えたいことも大切にして理解しようとする」方法です。
本書の著者は、日本におけるアサーション・トレーニングの第一人者。

本書を読めば、上司・部下・家族・友人などとの
人間関係がグッとよくなるコミュニケーションがわかります。

◎本書を読むとできるようになること
・いい関係のままNOと言えるようになる
・自分に正直に生きられる
・怒りを上手に伝えられる

【目次】
はじめに
第1章:言いたいことをがまんしていませんか?
第2章:なぜ、言いたいことが言えないのか
第3章:アサーションで「思い」に気づき、自然体に生きる
第4章:《実践》アサーティブに「思い」を伝える
第5章:「思い」を大切にするとは、自分に正直に生きること

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうすればいいかは書いてあるけど、具体的にどういう言い方をすればいいかなどの方法は書いていない。「ああしましょう、こうしましょう」だけ。2つハッとする言葉がありましたが、残念に思うところもあり、「相手の反応を勝手に先取りして逡巡せず、思っていることを素直に伝えてみたら、不一致も起こらず、コミュニケーションがスムーズに進むことがあります。」と長年の積み重ねから「人に伝えても伝わらない」「伝わらないから話すことが無駄」「伝えても否定されるから話さない」と学習した人などのことはそもそもの考えにないのだろうなと感じた。言おうとすれば言える人もいると思います。

ハッとした言葉はこちらです。
①「アサーティブな視点で考えると、常識による良い悪いの判断は二の次です。その人にとってベストな結論に至るには、常識はいったん横において、「その人の生き方」として考えてみる必要があります。 だからと言って、「常識の方が間違っている」というわけではありません。常識とは、一般の人が持ち、また持っているべきともされる考え方で、それがあることで、私たちは安心でき、多くの人と付き合っていける大まかな基準です。 だから、自分か、常識か、どちらかが「間違い」と考えるのではなく、多くの人に当てはまる常識がたまたま自分には当てはまらなかった。そのことを踏まえて、問題にどう対処するかを考えることです。」
②「そこで、こうした考えにとらわれたときは、「悪いところ」「欠点」とは、誰から習ったのだろうか、と問い直してみましょう。 それを直すことは、相手に合わせることだったかもしれませんが、自分らしさを失うことにはならなかったでしょうか。単なる自分と相手との違いを「欠点」と決めつけてはいないでしょうか。」

0
2024年01月17日

「ビジネス・経済」ランキング