【感想・ネタバレ】風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)のレビュー

あらすじ

芸術(アート)という名のタイムカプセルが、いま開かれる――。京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、レイモンド・ウォンと名乗るマカオ博物館の学芸員が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画と、天正遣欧少年使節の一員・原マルティノの署名が残る古文書、そしてそこに記された「俵…屋…宗…達」の四文字だった――。天才絵師・宗達の名画〈風神雷神図屏風〉を軸に描く冒険譚。「縦横無尽な想像力に操られたマハさんの筆致にすっかり魂を持っていかれた。カラヴァッジョと宗達を繋げてしまう発想には脱帽です」漫画家・文筆家・画家 ヤマザキマリさん推薦!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

学芸員が主役で、俵屋宗達の絵の謎を解いていく話だと思っていたら全然違った。
大部分は天正遣欧少年使節の原マルティノ目線で進んでいく。
それにしても第一章、長すぎないか…?!
何気なく本をパラパラしてびっくり。ほぼ一章じゃん。歴史ものみたいだし、飽きずに読めるかなあ。
ハイ杞憂でした。
マルティノだけじゃなく、俵屋宗達や狩野派の面々の体験に話が移ったり、イメージ通りの織田信長が出てきたりと目まぐるしく展開していく。
後半も楽しみ。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絵師俵屋宗達にまつわる美術ミステリー。
ハイペースで読むことができた1冊。

絵に関する知識を得ることができる点もそうだが、千々石ミゲル、原マルティノ、中浦ジュリアン、伊東マンショといった日本史でテストの為だけに覚えたただの固有名詞が、読んでいて動き出す感覚が心地良かった。かなりフィクションは強めなんだとは思うが、戦国時代の文化史に興味を持つきっかけになる良い作品だと思う。実際読んでいて風神雷神図屏風や2頭の象の絵の現物を見に行きたくなった。また、洛中洛外図屏風の見方が今度から180度変わるように思う。

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2026年02月10日

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