あらすじ
残暑の頃。小間物商「丸藤」の手代として信頼厚い吉蔵が、実家の味噌屋の主となるため、店を去ることになった。吉蔵を敬愛する総領娘の里久は、動揺を隠せない。吉蔵は主・藤兵衛に、「私の次の手代は里久お嬢さんに」と進言。今まで自らが丸藤で培ってきたすべて、商人としての自覚と自信を里久に教えこむことを、最後の奉公とさせてほしいと頭を下げる。商いに向き合う里久の奮闘、妹・桃の嫁入り、そして里久の縁談……成長した看板姉妹の物語、感動のシリーズ完結篇。
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Posted by ブクログ
桃が大好きな人とする苦労を厭わずにお嫁に行き、里久は大好きな人が人がする仕事が続けることを願って婿入りの話を破談にする。
ああ、二人らしいなぁと思うラストでした。里久には似合いの人がきっと現れるって思いたい!
楽しいシリーズでした。こうした作品はやはりいい(*^^*)