【感想・ネタバレ】安い・美味しい・簡単 実践 健康食のレビュー

あらすじ

感染症内科教授でありながらファイナンシャル・プランナーの資格も持つ著者と考える「お金をかけずに美味しく楽しく健康になる方法」。流行りの健康食品、サプリ、持続不可能な健康法は意味がない。普通で地味で安上がりに見える食、これこそが健康への一番の近道なのだ。お勧めはマンガ『きのう何食べた?』の「シロさん飯」。さて、その理路は? 健康と食のデータの見方や、リスクやエビデンスとの向き合い方なども丁寧に解説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

コロナ禍でさまざまな医者アカウントをX(旧Twitter)をフォローしたけれど、その中のひとり。
思想はあまり好きではないけれど、情報の正確性的には信頼できる感染症のプロ(医者)、というのが私の印象。そんな人が食事について書いた本というのに興味が湧いて手に取ってみた。

ドラマや漫画をそこそこ読んでいる印象で、かつ「きのう何食べた?」のドラマが好きなのはXのポストで知っていたけれど、本書のいう健康食というのは「きのう何食べた?」の主人公シロさんが作る自炊飯であるというのが著者の言いたいことのようです。

私がこの本で一番その通りだな、と思ったのは『将来、発見させるかもしれないエビデンスを顧慮する』かな。毎日同じものを規則的に正しく摂り続けることは、ひょっとしたらその食品に思わぬ健康被害の因子が見つかるかもしれないから、不規則に食べるのが良いという考え方は、ときどき違うスーパーや産地の食品を買ってリスクを分散させている自分の考え方にも共通していて共感できた。

しかし、最初に書いたけど私はこの人の情報はある程度信用できるけど人間性があまり好きではないと後半の自分や家族がいかに効率よく家事や料理を協力しているかというこれでもかというほどの文章に「はいはい、わかりましたよ。ご立派ご立派」と少々鼻白む気持ちになった。この人が神戸のどこに住んでいるのかどんなスーパーに通っているのかは知らないが、旬の野菜や果物や魚が並んでいるスーパーが誰にでも近くにあるわけじゃないし(現に私の近くのスーパーには旬の魚なぞほとんど出てこない。毎度お馴染みの魚ばかりで安さを重視すればそれしか食えない、野菜もいつも同じものばかりで値段も通年ほぼ変わらない)
この人の発言や言葉には、強者の恵まれた人特有の鈍感さと冷酷さがあって、本人はそれにまったく気づいていない。世の中の人間の大半は、著者ほど努力家で勤勉で正しくはあれないのだ。
まぁ、そういう著者の人間性に若干辟易はするけれど、言ってること自体はその通りだと思うし、まぁ、良書ではないかと思う。(少なくとも間違ったことは書いてないし)

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2026年04月04日

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