あらすじ
「すごい人」じゃなきゃダメなの? ――そんなことない。
わたしは、ルルがいてくれるだけでうれしいんだよ。
「夜カフェ」のハナビたちのイベントに合流することになり、
盛り上がる「星カフェ」メンバー。
ところが、アメリカにいるルルに、まさかのできごとが!
夏休みに帰国したルルは、目標を失い、自暴自棄になっていた。
ココ、そしてルルのスケボー仲間のアオは、なんとかルルを元気づけようとするけれど……。
中日新聞こどもウイークリーで連載して大好評を博した「星カフェ ぼくの居場所」も、
収録する、大人気シリーズ完結編!
<小学校上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>
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Posted by ブクログ
はいはいはいはい~。ついに全7巻読み終わりましたよ~。
入院生活がなければ、小学生女子向け青い鳥文庫をシリーズで7巻読むことなんてなかったと思いますが、ゆる~い気持ちで読めて良かったです。
さて最終巻は、ルルが大けがをするなどのトラブルもありますが、星カフェは盛況で、ココの行動力ももりもりアップ!夜カフェメンバーに誘われて地域のお祭りのイベントスタッフとして奮闘する。
これまでの感想にも、高校1年生ならわかるけど、中1っていう設定に無理がある…と書いてきたけど、今回も、ルルもココも中1にしては大人すぎる。思考も行動も。こんな中学1年生おらんやろ、と思う。(いや、東京の中学生はこうなのか?←これも毎度の感想笑)。
カップル成立しちゃうのも、中1じゃ早いやろ!?と突っ込みたくなる。小学生が読むと、これから先の中学・高校生活に希望が湧いてきていいのかも?!
さて、シリーズ全体として、アオくんとルル、ユウトくんとココの恋の行方が気になる作品になっているのですが、序盤でアオくんはココが好きなのでは?と読者も思わされるよね。この最終巻で、姉妹が恋のライバルになることはなく平和的に2組のカップルが成立するわけですが、真面目にアオくんの気持ちの変遷を考えると、もともとルルが好きだったアオくんは、ココとの出会いで心を揺さぶられながらも、最終的にはルルの魅力に気づく、ということなのか?と思います。中学1年生の恋愛模様を、マジで分析する自分、ウケる!と思った私です。