【感想・ネタバレ】星カフェ 「わたしは、わたし」と思えたらのレビュー

あらすじ

「わたしなんて」と、くらべて落ち込む日々に、さよならしたい!
「わたしは、わたし」と思えたらいいな。

わたしは、水庭湖々(ココ)。中1。
双子の姉・流々(ルル)は、明るくて運動神経バツグン。自慢の姉なの!
わたしは夢中になれることも得意なこともないし、うまく人とつきあえない。
ルルと間違われては、「ちがうほうだった。」とがっかりされて。
そんなある日、ルルが、スケボー仲間の男の子を家に連れてきた。
それから少しずつ、わたしの毎日が変わりはじめた。
なのに、思わぬ事件に巻きこまれることに……!
ガンバレ、わたし。顔を上げて、一歩踏み出すんだ。

内気なココの、恋と友情を描く新シリーズ、スタート!

<小学校上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>

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Posted by ブクログ

ネタバレ

兄妹を育てていると、下の子をないがしろにしがちで、上の男の子とは良い本を共有してきたけど、下の子は放置していたっ!この度、娘も「小説が読みたい」と言い出したので、本屋さんの「青い鳥文庫」のコーナーでよさそうな本を選びまして、ここにたどり着きました。
まあまあ人気のあるシリーズものみたいで、全7巻あります。娘は夏休みに一気読みしました。小学生向けで全部ふりがなもふってあります。
で、ママも読む~?と言われ、ちょっと躊躇しましたが、娘の世界観を知りたくてまず1巻を読みました。そしたら…不覚にも泣きました。
ストーリーは比較的単純(失礼)で、双子の女の子のうち、一人は活発でスポーツも万能、もう一人の主人公は内気で言いたいこともうまく言えず、自信がない。もちろん二人とも性格は良い。(最近、ドラマでも小説でも、性格が悪い人を描かないよね…ストレス軽減のため?笑)。
主人公のココは、言いたいこと・言うべきことをちゃんと言えないために、トラブルにも巻き込まれる。万引き犯と間違えられたりも…。この場面は私もかなりドキドキしてしまった!
でも、異色のクラスメイトや、姉のルルの仲間の男の子とと少しずつ仲良くなって、ちょっと自信がついてくる。ペットのカメとの会話もかわいい。

娘は自分でも物語を書いているんだけど、会話中心で進んでいく物語の書き方が、なるほどこういう児童文学の影響なのね、とよくわかりました。
せっかく娘がはまっているので、とりあえず私もこのシリーズ7巻は読んでみようと思います。

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2025年09月17日

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