感情タグBEST3
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小学生が喜びそうな下の話満載で声を出して笑ってしまうところが何箇所もあったが、ユーモラスな厚化粧が濃いほど遠藤周作のシャイで生真面目な素顔が際立ってくるように感じた。
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遠藤周作氏の本はいつも深く考えさせられる。
キリスト教信者で小難しい本を書く。そんなイメージを持っている人も多いと思う。
が、しかし。狐狸庵先生は違う。
下ネタ好きで嘘つきなただのオジさんである。
ただの嘘ではない。センスがいい。
遠藤周作氏の偉大さは狐狸庵先生を読んでしても変わらない。
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遠藤周作の随筆。執筆当時の価値観が反映されていて、今だと首を傾げるところもあるが、総じて面白く読めた。
特に同時代の作家についてのエピソードは興味深い。また、他人にする様々な悪戯は著者のイメージから合わないものだったので驚いた。
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くだらないシモの話が楽しい。エピソードが程よく短くてサクサク読める。終盤になると自称が「わし」になって偏屈親父っぽいキャラクターになっちゃうの。可笑しい!
Posted by ブクログ
おもしろいです。遠藤周作の作品はシリアスなものしか読んでいなかったので、ちょっと意外でした。書いてあることは、基本的にくだらないものばかりですが、小難しい本を読みたくないけど本は読みたい、という人にはいいのかもしれません。美しき兄弟愛・・・。