あらすじ
安井あつこ、39歳。
学生時代、「金持ちに囲まれる人生を送る」と占いで言われた彼女は卒業後、見事玉の輿に乗るも、離婚。
離婚後とったヘルパーの資格を生かして、ヘルパー派遣会社に登録すると、派遣先は豪邸が集まるお屋敷街で……!?
彼女の新たな「金持ちに囲まれる人生」は、いったいどうなる!?
あつこが出会うユニークな老人たち。
さまざまな「老後」を描く、『透明なゆりかご』『不浄を拭うひと』の沖田×華・期待の新作がついにスタート!!
感情タグBEST3
食べ物の件
食べ物を傷ませていくのをそのまま見てるしかない、捨てるのも独断では出来ない…地味にストレスですよね。悪い人ではなく意地悪されるわけではなくても、仕事は割りきらないといけない事が沢山ありますね。
プライドの高い利用者
金持ちの家に派遣されて、食べ物の衛生状態に疎くなっている利用者さんに出会い、すごく戸惑っているのが伝わってきました。その上、経営者だったということで、プライドが高いので、納得してもらうように会話するのがしんどそうだと思いました。そう簡単にできる仕事ではないと思わなくてはと理解できました。
匿名
働いてこそわかること
高齢者の方々の介護という職業に携わることで、主人公は貴重な経験を得ていると思います。少子高齢化の社会においてニーズが高まっているヘルパーですが、確かに仕事内容はそこまで簡単なものではないといえます。それでも彼女自身はコツコツと努力していますし、出会う人々もみんなユニークで話していると楽しくなる面もあるのではないかと思いました。
すごい特殊すぎる上流階級のご老人で面白かった。本人大真面目だから、その意向に寄り添わないといけないのは大変。それも含めてお給与もらわないと。
ヘルパーさんは大変だ
上流国民といえでも当たり前に老いはくるもので、その老いからくる様々なトラブルに対応しなきゃいけないヘルパーも大変なのがよく分かります。保育士とはまた違う意味で過酷な仕事だな。
家政婦は見た!的な?
庶民に縁のない上流家庭を大手を振って覗くことが許される者、それは家政婦とヘルパー。上流家庭というだけで物珍しいのに、さらにそこに「老人」要素が加わると奇想天外なことが起こるのですね。これは面白い。
おもしろい
絵は素朴ですが、介護の現実をおもしろおかしく描いているのでおもしろいです。まぁ、上流階級のお話ではありますが、大変さは変わらないと思いました。