【感想・ネタバレ】ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな――。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造の秘書として働くことに。競馬に熱中し、〈ロイヤル〉の名を冠した馬の勝利を求める山王と共に有馬記念を目指し……。馬主一家の波瀾に満ちた20年間を描く長編。山本周五郎賞受賞作!(解説・今野敏)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな――。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造の秘書として働くことに。競馬に熱中し、〈ロイヤル〉の名を冠した馬の勝利を求める山王と共に有馬記念を目指し……。馬主一家の波瀾に満ちた20年間を描く長編。
「新潮社」内容紹介より

実は今年、人生で初めて競馬場に行って、G1レースを見た.
ものすごい人の波に酔い、走る馬が通り過ぎる迫力に圧倒され、
馬が走る姿に魅了された.

馬たちが塊になってゴール前に近づくとスタンドから地鳴りのような歓声があがる.
鬣をなびかせ、汗で艶々と光る馬体が目の前をものすごいスピードで
走り抜ける姿に興奮した.

本書のレース部分を読んでいるとこの時の興奮が蘇る.
パドックから馬と騎手が移動しコースに出てきたときのざわめき、
馬がゲートに収まってゲートが開くその一瞬前の静けさ.

血統も絶対ではない、どれほど祈っても届かないときもある.
さまざまな人がチームとなって人馬の行方を見守る.
見るだけの自分には想像できなかった世界を本書に見せてもらった気がする.

馬を通して「継承」していく物語.

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2026年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでいるだけで情景だけではない風の匂いまでしてくるような文章だった。
一生なることがないであろう馬主のマネージャーを一緒にしているように感情移入しながら読んだ。本を読み終えた後に馬の生涯成績表で最高のハッピーエンドを知る素敵な仕掛けにやられた。。泣いた。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先日ドラマ化されて話題になっていた作品。

テーマは「継承」

競馬のことは全然詳しくないので、馬主の世界や競走馬がどんな風にレースに出るまでになるのかなど知らない世界のことを知れて純粋に楽しかった。
そしてホープやファミリーの重要なレースでは手に汗握りながら一緒に応援しているような臨場感を味わえた
それだけではなく、山王家をはじめとする色々な家族、血統を引き継ぐ馬たち、競馬という文化を繋ぐ馬主たち、色々なドラマがあり時には涙し物語に惹き込まれた。

トントン拍子に勝利させるのではなく、ドラマチックな負け方を重ね、戦績表でのみ語られるファミリーのドラマに思いをはせられる余韻まで楽しめて、最高でした!

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなか勝たせてくれないけれど、最後の1ページの表だけは夢を描いて終わった。小説だから、そのくらいのことをして良いのだと思う。

メインで描かれる馬たちの後ろには、幾千もの「うまくいかない」子たちがいるのだろうと考えさせられた。本当はすべての馬、すべての陣営にドラマがあるはず。そう思うと、貶したりとか野次を飛ばしたりとか、そんなことはとてもじゃないけどできるわけがない。

競馬に限らず、プロフェッショナルの世界に携わる人や動物たちにあまねく敬意を。

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2026年05月21日

匿名

ネタバレ 購入済み

ザ・ロイヤルファミリー

テレビドラマ化されると知って、久々に小説を読みましたが、文章も読みやすく、競馬に詳しくない私でも最後まで飽きずに読めました。競馬に関しては、説明というよりは簡単なガイド的なものなので、逆により興味を持てました。順風満帆なサクセスストーリーではないのに、読み終えた後は、何となく競馬場の緑の芝生の爽やかな風が吹いてくるような後味の良さがあります。ドロドロした人間模様は疲れるから敬遠したい方におすすめです。取り敢えず私は、競馬場に行って美しい競走馬をこの目で見たくなりました。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっと長かったなー主人公の語り方が最初は慣れなかった。
壮大な物語だった。
ロイヤルファミリーに買って欲しい気持ちがあったけど、そう簡単には勝たせてくれず、一位を取れたのは物語が終わったあとだったな。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

親の金や地位や所有馬を継いでるだけの息子たちが競馬で勝って親を超えたと宣うのは、流石に頭が沸いているんじゃないかと思った。
それだけに真面目に会社を継いで堅実な経営をして腹違いの弟を気遣う山王優太郎(長男)さんの善性が光っていた。

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2026年04月28日

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