あらすじ
「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」新たな信念のもと、フリース、スキニージーンズ、ヒートテック、ブラトップなど数々のヒット商品を生み出し、グローバルな挑戦を続けるユニクロ。しかしその背後には大企業病の阻止、後継者の育成、海外展開、社内構造改革等への弛まぬ努力の連続があった。世界一を目指す組織はいかにして作られたのか――経営トップが明かす変革の記録。
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Posted by ブクログ
本作は前著の「一勝九敗」よりも
ファーストリテーリングに関する記載が多く、
柳井さん自身の経営哲学のような
他業種でも参考になるポイントは少なかった
ように思います。
※あくまで前著と比較した場合です。
しかし、ユニクロの代名詞である「SPA」に関しては、
惜し気もなく記載されており、
自身の業務に大変参考になりました。
「Change or die」変革のないことを一番の
悪とする柳井さんの考え方を再認識して
自身の曲がった背筋がまた伸びたように思います。
大きい会社の人ほど読んで読んで欲しい
Posted by ブクログ
柳井氏の経営哲学に触れることができました。
以下、印象に残った内容や個人用メモ。
●過去の成功にしがみつくな。今の課題を確認し、次になすべきことを考えろ。
●良いと思えば、まずはやってみること。失敗したらその要因解析をして次につなげればよい。
●常識を疑え。あたりまえのようなことだが、以外にできないことだ。
Posted by ブクログ
新社会人のタイミングでこのマインドセットを知ることができて良かった。
自己啓発というよりかは、ユニクロの変革の歴史とそこで柳生さんが何を考えていたかを綴っています。
・ユニクロ中国事業での失敗と成功
・日本企業最大の弱点は経営者
・ひたすらな顧客思考
・あらゆる成功者は強みをもとにして成功する
などなど非常に面白かったです
Posted by ブクログ
ユニクロをはじめとするファーストリテイリング社の創始者柳井正氏の前著「1勝9敗」からその後が書かれた一冊。
正直前著から世界戦略を狙った道程が書かれており、M&Aやフリースブーム以降のユニクロの施策についてなど書かれているが、読んで思ったのが全体的にやはり前著からあった失敗を恐れずにいく姿勢は健在だなという印象だった。
あとSPAの強みが強調されており、なるほどと関心させられる面や自社の弱み(ウィメンズ部門)の強化を述べてる部分は感心しました。
章末などに新年の挨拶が載っていたり、特に「FRWAY」は様々な方の協力をもとに作られた全社的基本方針
でもあるのか非常に前著にあった23カ条の経営理念よりも共感する部分がありました。
最後に本著より印象に残っているところを抜粋すると
『危機、つまりリスクを裏返すとプロフィット、要するに利益に通じる。(略)不安は先の事が何も見えない状態を指す。』(p46)
『会社はそこで働く普通の人たちの力がみんなで働くことによって何倍にも大きくなり、個人では成しえないような偉大なことを行う場所である』(p96)
この2部分は強く印象に残りました。
また今後読んだ時に違った感銘を受ける一冊と感じています。
Posted by ブクログ
裕一が買った本 薦められて読む むしろ「成功という名の失敗」をしたのではないだろうか 「成功」は、そう呼ばれた瞬間から陳腐化していくものである そもそも世の中に成功の秘訣や方程式など存在しない 世間とか世の中は自分よりもずっと大きな存在でなので、自分の都合などは聞いてくれない。社会的に必然性がなければ失敗する
Posted by ブクログ
●それぞれの事業を通じて、社会や人に貢献するからこそ、企業はその存在を許されているのだ。
●企業は、まずお客様が何を求めているかを考え、付加価値のある商品を提供すべきである。ということを意味している。具体的にどういうことかというと、今までになかったものを作るということである。
●リスクを持っているということは、自分でリスクをコントロールできるということである。すべてのリスクが分かっていてそれを自分でコントロールできるというのは、実は大きな利点でもあるのだ。
●本来、我々がターゲットにすべきなのは、まだお店に足を運んでくれていないお客様。つまり潜在的な需要をつかまえることなのである。
●「あらゆる者が、強みによって報酬を手にする。つねに最初に問うべきは、『われわれの強みは何か』である。」
Posted by ブクログ
言わずと知れたユニクロ社長の柳井正。
このおっさん、意識の高さが素晴らしく高いのと、毎度毎度目の付けどころが良い。フリースとかカシミヤとかブラトップとかヒートテックとかスキニーとか。もちろん、戦略的に、中国やアメリカで一度失敗したりとか、よく分からん野菜を売ろうとして失敗もしてるけど、撤退時の潔さは持っている。だから根幹を揺るがさず、常にトップを走れているのだと思う。
私が住んでるタイにもとうとう3店舗できまして、拡大を続けていくユニクロ。海外で働くものとして、世界で戦っていくというメッセージには共感せざるを得ません。一緒に戦っていこう!!それくらいの気持ちを覚えました。