【感想・ネタバレ】アストレア・レコード3 正邪決戦 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 英雄譚のレビュー

あらすじ

全てを決する戦いが始まる――

迷宮から大最悪を喚び出しオラリオを破壊せんとする闇派閥と、迎え撃つ冒険者達。勇者は計略を巡らし、猛者は奮い立ち、正義の眷族は未来を求め希望を煌めかせる。
そして繰り広げられる正邪の決戦のなかで、冒険者達が手を掛けるは――誇り高き『英雄』の頂。

「『英雄』の作法を教えてやろう、小娘ども!!」

これは暗黒期を駆け抜けた、正義の眷族たちの星々の記憶――。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

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ベルが冒険者となる、本編開始7年前。
最強を誇ったゼウスとヘラのファミリアが黒竜に敗れ、秩序の崩壊した暗黒期。

これはそんな時代に勃発した、闇派閥と正義の冒険者達による大抗争を描いた物語。

本作はリュー、そして彼女の所属するアストレア・ファミリアを主役としたものだが、目まぐるしくも様々な人物の視点から繰り広げられる死闘による死闘、刻一刻と変わる戦況、焦燥感・絶望感、手に汗握る展開に目が離せなくなること必至の内容となっている。
(終盤で一気に伏線が回収されていく様も激アツ。)

もはや登場する冒険者全員が主役であり英雄。まさに英雄譚と呼ぶに相応しい一作ではなかろうか。

各キャラしっかりと掘り下げて描写されており、そこかしこで明かされる重要な設定も。
ベルさながらの未熟者であったリューが、ちょっぴり成長する様子も見どころ。

【正義】と【悪】をテーマとしたこの外伝、読者としても【正義】というものについて考えさせられる作品だ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

外伝3巻目。
登場人物全員が主役です。
正義とは?悪とは?
ラノベではありますが、いろいろ考えさせられる物語でした。

1
2023年01月04日

匿名

ネタバレ 購入済み

正義とは、悪とは、オラリオに全てを問う一戦。ザルドモもアルフィアもエレボスも、もちろんリューやフィンたち冒険者も、みんなみんな大好きです!そしてこの巻を見た後、原作18巻を読むとほんとに熱い!

0
2024年10月06日

Posted by ブクログ

全3冊を通してゼウスとヘラのファミリアや、三大クエストについてもっと知りたくなった。そのうち掘り下げられた作品が出ないかな。

いずれ来たる約束の日までオラリオの冒険者の底上げや英雄を生み出すために必要悪を演じたエレボス・ザルド・アルフィア。そのことを知っているのはヘルメスとアストレアのみ。本編でやけにヘルメスがベルにちょっかいを出したり騒動に巻き込んだりしているのと関係がありそう。

0
2023年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正直、2巻を読んでいたときは、読み進めるのが辛くて、止めたくなりました。でも、この後に控えている本編と、外伝の「ソード・オラトリア」を読むためにも、と自分を励ましながら、3巻まできたのですが…。最後まで、読んで良かったと、つくづく思いました。まさか、こんなスッキリした気分になれるとは!、と自分でも驚いているところです。(笑)もちろん、この後に、アストレア・ファミリアがどんな最期を迎えたのか、は覚えていますし、妖精さんが、どんな行動にでたのかも、覚えています。それでも彼女たちの影響で、人生が変わった人も沢山いると思いますし、本編主人公にも、リュー・リオンは多大な影響を与えていると、思います。そういう意味では、正義とは?、と言う問いの答えの1つだと思いました。
また、ゲームをしていれば、出てきたのかもしれませんが、ゲームをしていない私には、とても納得のいく本編主人公についての情報、が最後の最後に出てきて、驚きました。
彼が、何故お爺さんとふたりぐらし、だったのか?、等の理由がわかって嬉しかったです。

0
2023年02月18日

Posted by ブクログ

イヴィルスとオラリオの戦いの最後の7日目。
地上ではザルドとオッタルの決戦が、ダンジョンではアルフィアとアストレア・ファミリアの戦い、ダンジョンモンスター、デルピュネ討伐が。
邪神エレボスとザルド、アルフィアの墓標にベルとヘルメスが花を手向ける。
アルフィアの妹の優しさとゼウスファミリアの逃げ足が速いヒューマンとの才能を受け継ぐベル。

0
2023年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フレイヤ様推しなので、皆の応援を受けてオッタルの死闘、からのヒールの音を響かせてフレイヤ様登場のシーンは、号泣で鳥肌だった

そして、ラスト、実は良い人でした、皆の為でした
この手のオチは切なくて、何とも言えない感じになるなぁ

0
2023年02月27日

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