あらすじ
二人の“幸せな夜”を描いた番外編。
千夏の兄が亡くなって六度目の冬。
穏やかな暮らしを送る千夏と佳澄は、
一緒にお墓参りに行くことに…――。
お互いへの愛おしさが溢れてやまない、読切48P!
こんなに繊細で透明感のある絵柄や世界観に引き込まれないわけがない2024年受賞作品(個人の感想です)
果たしてどちらが先に、光を見つけたのかーーーー。
月×太陽カプなんですが、三日月×朝日のような繊細で美しすぎて、気がついたら「これが…涙?」ということが何度もあります。
心が洗われすぎてピカピカになります。
視力を失っても世界を見つめ続けた佳澄(受)と、過去のトラウマから生きることに目を反らし続けてきた千夏(攻)。
この二人の背負った孤独と孤独が重なって、孤独×孤独=1ではなくて0になる……。
全編通して二人の感情がゆっくり綺麗に重なっていく、その過程が美しい以外の何物でもないです。
ぜひあなたのもこの二人の恋の目撃者になってほしい。
感情タグBEST3
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愛おしさで胸がいっぱいになる。
辛い事を乗り越えた2人の今の幸せがあまりに尊くて、幸せなのに泣きたくなるって体感してしまう。ちなつくんのデレがすごく可愛くて、かすみさんがいつも以上に可愛くて、気がついたら微笑みながら泣いてました。
私の中でトップオブカップルです。
後日譚
番外編というより、ふたりの後日譚。
千夏のくんの眼が、とても穏やかになっていて、幸せなふたりが見られました。
本当に良かった。
匿名
幸せそうな二人を見れるのが感無量。続編の短編嬉しいです。
二人でおでんを食べている所が特に良いですね…うまく言葉にできず歯がゆいですが
幸せだな〜という感じが…本当に良かったと思わされます。
本編でやり残したもの、読者としても解決したら良いなと思っていたものが順々に消化されていき、
もうやり残した事もほぼなくなったのかなと。すっきりした感じもしつつ、終わりを実感し何だか切ない気持ちになりました。