あらすじ
アルテアン王国の王は無能な暴君だった。王妃や王子、姫には浪費癖があり、重税を強いられている民の不満は高まり爆発寸前。しかし第三王女であるエステルだけは心優しく無垢な姫で、そんな国の行く末と無力な自分を憂いていた。エステルには、想う相手がいた。バルテルス王国の王太子であるゴットフリド。かつて、エステルの婚約者だった人だ。アルテアン王国の先は長くないと悟ったゴットフリドに「国を捨て今すぐ嫁にこい」と言われたとき、エステルは「私はこの国の王女です。この国と命運をともにします」とそれを拒んだ。そして二人の婚約は解消されたのだった。それから数年後、ゴットフリトのいう通り、アルテアン王国はクーデターにより滅んだ。王族がすべて処刑される中、なぜかエステルだけは王都のはずれにある屋敷に幽閉されてしまう。理由がわからずおびえるエステルの前に現れたのは……。
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匿名
短いけど面白い
最後駆け足で終わっちゃった感がありますが面白かった。寡黙なヒーローよりも、むしろイケメン侍従の方が華がある！いい奴！この侍従のスピンオフがあったらなぁ！
初恋叶い
いずれは、終わる恋なのに
ゆっくりと、でも確かに育っていった恋心。
甘酸っぱい婚約者たちに忍び寄る滅びの足音。
ヒロインの心の変化、ヒーローの執念。
未来へと続く、晴れやかな結末に安堵した。
匿名
挿絵は無し
罪を意識して頑なな王女と諦めきれないヒーロー。ヒーロー視点もあり良かった。解決方法がやっぱそれか！て感じだけどどうしても彼女じゃないとダメなんだというのが周りにも伝わったからこそ。
短いけど、楽しめる！
とても短いお話ですが、ヒロインの健気さと聡明さがよく描かれていて、幼い頃からの交流から2人が惹かれあっていく様子が納得感ありました。
正妃になることが決まるまでのところは駆け足感があるので、もっと長いお話として読みたかったけれど、満足度高いお話でした。
王道
王道でしたが、面白かったです。
国が滅び行くのを悟り、ヒーローを諦め、王族としての責任を果たそうとするヒロインがグッときます。
ヒーローが、ヒロインを諦められないのも納得。
ほっておけないですよね。
ヒーロー侍従も絆されてました。
ヒーロー侍従のキャラ、何気にお気に入りですw
最後は駆け足だったので、そこだけちょっと物足りなく感じました。
オーソドックス
面白かったですが、オーソドックスなストーリーです。
心優しく美しい亡国の王女が、元婚約者だった隣国の王に求められるラブストーリー。
ヒロインのエステルが、凄く高潔な人物なのでそりゃ王様も惚れますよね。もっとヒロイン信者が出てきそうなお話でした。それにしてもヒロインの家族は何故愚かだったのか…。
楽しめた。
第三王女のヒロインが潔くて、とても素敵でした。
婚約破棄となったヒーローが一途にヒロインを想い続けるブレないところが安心して読めました。
ただ、もう少し長い作品にしても十分な内容ではなったかと感じました。
幸せになってよかった。
何もかも諦めて死を覚悟しているヒロインがかわいそうでした。でも、ヒーローとの愛のためにいろいろな逆境に立ち向かうヒロインの強さに感動しました。もともと賢くて芯の強い女性だったのでしょう。ヒーローの従者もひねくれていましたが、良い人でよかったです。
無骨
婚約者であったヒーローとヒロイン。静かに交流を続け密かに思い合っていました。しかしヒロインの国の悪政があり国力関係が変わってしまい婚約解消になってしまいます。その数年後にクーデターによりヒロインの国はなくなってしまいます。王族として責任を取り処刑されることを覚悟するヒロインですが、ヒーローが訪れヒロインの体を暴きます。
精悍であるのはあるのですが不器用で臆病なヒーローでした。そこが人間らしくもあり好ましかったです。ヒロインも本当に純真無垢で人誑しな感じが可愛らしくヒーローもおちおちしてられないのだろうなぁと思えました。一途な者同士とてもお似合いでした。
