【感想・ネタバレ】晴明の事件帖 賀茂祭と道真の怨霊のレビュー

あらすじ

帝の突然の禅譲という大事件を契機に、頭中将という重責から解放された藤原実資は、安倍晴明との友情を深める。だがそんな二人の前に次々と事件が立ちはだかる。貴族の物忌みを襲う呪、異能力で民をたぶらかす怪僧――。そうした怪異の中心には藤原道長の姿があった。晴明と実資は増長する道長を諫めるが、道長の行いは怨霊の災禍を京の都にもたらし始めていた……。最強の陰陽師・安倍晴明の活躍を描く人気シリーズ第二弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

 今回の中心は道長。まだ彼が若造の頃。

 でも、のちの姿が想像できるところが何とも。
 一条帝もまだ八歳のなったばかりだし、貢献を握っているのは道長の長兄ですものね。

 そんな中で彼にまとわりつく呪詛。それを一つずつ推理し、謎を解いていく晴明と実資。

 いかにも魔都という感じがして好き(*^^*)

 続き楽しみです♪

0
2022年04月29日

Posted by ブクログ

一巻目は、生き霊。そして、この巻は怨霊。
藤原兼家から道長まで権力を強めて行く時代背景を取り込み、話が進む。
時代の権力者の意外なキャラクターを描いて欲しい。

0
2022年06月05日

Posted by ブクログ

冲方丁の彰子の話を読んだ後に読んだせいか、なんか不思議感じだった。
道長も若く一条天皇もまだ幼いので、前日譚のよう。
不勉強なもので、一般的な道長像をよく知らないせいか、冲方丁とこちらの若い道長が通じるものがあり、こーゆー「呪」もあるだろうなぁという気になる。
お話全体としては「蛇」が呪のキーワードとなっており、なるほどよくできてるなとおもうのだけど、一作目のあのワクワクしながら読むという感じは薄れてしまった。

0
2022年05月11日

「小説」ランキング