【感想・ネタバレ】花菱夫妻の退魔帖 七のレビュー

あらすじ

鈴子の貧民窟時代の仲間が殺された事件の真相が明らかに。孝冬の兄・実秋が絡んでいたうえに、鈴子の祖母と燈火教の鴻八千代の因縁がそもそもの発端だったことが分かり、衝撃を受ける花菱夫妻。そんな中、淡路島で八千代が絞殺死体となって発見される。一連の出来事に心労がつのり、鈴子は体調を崩してしまう。一人で怨霊退治にあたる孝冬に、血まみれの老婆にとりつかれた中年男の相談が持ち込まれる……。大人気シリーズ第七弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

これまで鈴子さんに執着してきた鴻夫人が殺され、問題は解決…と思いきや、明石の君を巡る謎は、まだまだ尾を引きそうです。

そして、孝冬さんの兄の恋人・薗部らく淡路島で鴻夫人と会っていた情報も。果たして彼女は事件に関係しているのか。

そして、どうやら鈴子さんのルーツは淡路島にあるらしいのです。

最近では「お祓い」を強制される花菱夫妻。刑事からは「木枯らしとともに現れる老婆の霊」を、宮内省の穂積からは「妹に恋する老人の霊」などを始末するよう頼まれます。

すっかり上流階級のゴーストバスターズとして使われているなあ…。と、思ったら、しかし孝冬さんもタダでは動きません。

相手から有益な情報を引き出したりもしています。鈴子さんなんて、穂積を論破してやり込めてしまいますし。

まだ新婚ですが、二人とも 本当に息のあったご様子。最初の出会いは最悪だったというのに…。

そして毎回、鈴子さんと孝冬さんのお召し物もすてきで読むのが楽しみです。冬なので別珍に雪華紋のコートに、半襟も雪。帯留めとタイピンのリンクコーデもすてき。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

シリーズ第7弾。
前回までは燈火教と鴻八千代の話がメインになっていたけど、今回は各話でちゃんと幽霊が出てきて退魔をする内容でとても良かった。鴻
八千代を殺害事件の謎も誰が、ということは何となくつかめてきて、しかも鈴子と鈴子の母や生家の謎も浮き彫りになってきてますます楽しみが増した。
今回、幽霊話の方は恋愛が絡んだ話が多かったけど、鈴子と孝冬の仲睦まじい様子も多く描かれていてとても好ましかった。
鼻持ちならない穂積がもしかしたら淡路の君を祓うのにとても重要になってきそうな予感で、先が気になる展開になり楽しみ。

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2026年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鴻八千代が殺害されて衝撃の幕を閉じた前巻から続き。

「木枯らし」

自分の存在のせいで、浅草で共に暮らしていた人たちが殺されたと知り、ショックを受けた鈴子。

そのショックから立ち直れないまま、孝冬に新しいお祓いの依頼が。
刑事の加賀美から持ち込まれた依頼内容は、燈火教の元信者のもとに現れる老婆の幽霊。
淡路の君の好みではないようだ、と思っていたら、依頼主の元に現れていたのは、幽霊本体ではなかった。

高利貸の老婆が、依頼主の叔父に殺されたため、叔父のところに化けて出ていたが、叔父が死んだ際に依頼主の方にきてしまった、と。

「美しい背」

鴻夫人が殺されていたことで、内務省に目をつけられていた花菱夫妻。
そこに、内務省の穂積の紹介という人がきて、九谷焼の皿を買ったら幽霊がついてきた、という相談。
夫の背中に似ているから幽霊を払いたくないという奥さんかわいい。

「恋重荷」

穂積の妹が嫁ぎ先で出会っている幽霊についての相談。
これは、最近ネットでよく見かける勘違いオジ案件ではないか……!
まあ、こういったこと自体は、昔からあったろうから全然不思議ではないんだが。
それより、なんかカッとなってすぐ殴ったり殺したりする伊平の方がだいぶ怖い。

そして最後に、鴻夫人を殺害したのは、兄・実秋の恋人だった薗部らくかもしれない、という話になってくる。
また、妹の窮地を救った花菱夫妻に恩を感じた穂積が、淡路の君を祓うのに協力する、と。
公家華族が持っている史料も見せてくれたり、内容を教えてくれたりする・・・!らしい。

「番外編 海神の鏡」

千葉の方に旅行に出た時の話。
『海神の娘』を読んでると、関係あるのか?と思ったけど違った。
死んだ後も恋人を待つ将校学生の霊。
あ、綿津見(わたつみ)荘って、海神(わだつみ)とかけてるのか、と思ったけど、調べたら綿津見の神という海の神様が日本神話にいた。

あと、1、2巻で終わりそう。

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2026年09月13日

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