【感想・ネタバレ】きみの横顔を見ていた(5)のレビュー

あらすじ

全員片想いの青春群像劇、堂々フィナーレ!!

5人目の主人公は、国語教師で吹奏楽部顧問の松平。
15歳の春、電車の中で出逢ったひとに心惹かれ、
彼女とともに生きていきたいと願うが――。

そして物語は再び高校生4人の夏へ…。
朝霧との約束を果たすため、
光は大谷に気持ちを伝えようと決意して――。

恋の始まり、終わりと続き。すべてが結実する完結巻!

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社会問題や重い題材の恋愛マンガではなく、とにかく純粋な10代のラブストーリーを読みたい!!という方にお勧めしたいのが、こちら!!

自分のことを平凡と思っている森 光(もり ひかり)は、親友の美少女でありながら極度の人見知りな髙橋 麻里(たかはし まり)こそが物語の主人公たる存在であると思い、麻里の相手役にはクラスのムードメーカー大谷 慎太郎(おおたに しんたろう)か学年1モテる朝霧(あさぎり)が良いのでは?と妄想していました。
そんなある日、突然大谷と朝霧から話しかけられ、大谷が麻里のことを好きであることを知ります。
大谷が麻里の相手に相応しいと思った光は大谷の恋を応援するのですが、次第に自分の気持ちが大谷に向いていることに気付き…。

この物語はとても丁寧に各キャラクターの心情が描かれています。
それを表しているのが、光の部活のシーンです。
麻里と大谷との仲を取り持とうとする内に大谷の優しさに気付き、次第に彼のことばかりに目がいくようになった光。
そんなある日、所属する吹奏楽部で3年生のポジションを1年である光が奪ってしまったのです。ポジションを戻して欲しいと教師に頼みに行った際、
「あなたは本当はどう思っていて、どうしたいと思っていますか?」
と問われて、部活だけでなく恋においても自分の気持ちに気付くのです。

ずっと主演は麻里、自分は彼女の物語に友情出演するだけのポジションであると思っていた光。
平凡で良いと思いながらも、吹奏楽のホルンは誰よりも練習をし、誰よりも大谷を見ていた光。
彼女が大谷への気持ちを自覚した時から彼女の表情や彼女まなざしの先の風景が変化していきます。
その描写がとてもリアルで心が苦しくなります。

1巻の途中からは大谷視点でも描かれており、4人の中で恋愛関係が巡るのかと思いきや…!?

読み進めるほど10代のキラキラしたピュアな恋模様にぐっと惹きつけられます。
恋をしたからこそ新しい自分に気付き成長する姿は、私には眩しすぎます…!!

4人の片思いが交差する純粋な極上ラブストーリーをご堪能ください。

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