【感想・ネタバレ】認知心理学者が教える最適の学習法  ビジュアルガイドブックのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

科学的エビデンスに基づいた「学習法」の決定版。認知心理学者の研究・実験を用いて導き出した「学習法」の最適解を多数のイラストで紹介。6つの学習方法など具体例や多数のイラストや図版を用いて、わかりやすく解説する。学生、教師、保護者、制作立案者など教育関係者に、エビデンスに基づいた効果的な学習方法を提案する1冊。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最適の学習法について学ぶ良い機会になった。
分散学習と検索学習について多く書かれていた。
まだまだ浅い知識なので、もう少し読みたい。
具体例が多く、実践向き。
次の研究は、検索学習に関連して実践したい。

0
2025年03月14日

購入済み

認知心理学者が教える最適の学

感覚に頼らない、根拠に基づいた学習方法が分かりやすく紹介されている。色々学んでいるけれど効果を得られてない人や教育関係者は特に読む価値があるのではないかと感じた。

0
2022年10月10日

Posted by ブクログ

小テストの意味、考えたことなかったですが、十分な効果を引き出すには教える側からの説明も大切と感じました。
自分の中の常識とは異なる点にも納得させられたので、指導に活かせそうです。
分散学習や検索練習、自分への疑問質問の回答、人への説明など色々勉強になりました。

0
2022年09月18日

Posted by ブクログ

学習方法のガイドについては、4部構成中の第3部のみとなっている。
ただ、学習場面における認知心理学の適用について、その意義や注意点、教師・学生・保護者向けメッセージなどを含んでいて、一冊で羅針盤になるようなかたちで構成されている良書だと感じた。
他の書籍でさらっと書かれていた「ラーニングスタイルに合った学習は、学習効果を上げない」ということについてもはっきりと書かれていてよくわかった。

0
2025年11月24日

Posted by ブクログ

最近『ガクサン』にハマッて読んでたら、「認知心理学」という言葉を目にして興味を持ち、手に取った一書。これは教育に携わる方々は知っておいた方がいいというより、実践して欲しいです。親として、また学ぶひとりの人間として身につけてききたい。

0
2023年08月03日

Posted by ブクログ

認知心理学的を中心とした科学的なエビデンスを踏まえながら、学習効果の改善に有効な各種スキルや考え方を紹介しています。学生、教師、保護者それぞれに対する具体的なアドバイスも最後に整理されており、「使える」1冊ではないかと思います。

0
2022年11月19日

Posted by ブクログ

図が多用されていてすぐに読めてわかりやすい。
内容は世界最強の勉強法などに書かれているものと被るが、エビデンスありの有用な方法が書かれており良い。

0
2025年09月28日

Posted by ブクログ

教科書で有名な東京書籍。読みやすい。ビジュアルガイドブックとあるからもともと読みやすいのかも。各章に9つのトピックイラストが1ページに収められている。この図が想起の手がかりにもなるし,自分の考えを作る手がかりにもなる。PART4は効果がある学習方法の「間隔化」「精緻化」「具体化」「視覚化」「検索」を教師向け,学生向け,保護者向けに解説しており,類書にはない構成で面白い。

0
2025年08月14日

Posted by ブクログ

子供に勉強をさせるきっかけになればとオススメされて読んでみました。内容はかなり難しいです。
おそらく学校の先生用?に書かれたものなのか、内容的に先生にはヒントになる方法、考えた方、効果的な手法など記載されています。
これを理解して親が子供にやらせるにはちょっと難しい本です。効率的にどのようにしたら記憶に残るかなど具体的に数値化されて表現されています。
私の夫は最初に読んで内容が理解できないと言って読むのをやめてしまいました。
難しい言葉、表現も多いですが先生達には向く本かと思います(オススメしてくれた人も先生でした)
一般の方にはあまりオススメしない本かなと思います。

0
2025年02月18日

Posted by ブクログ

本書の主張は意外性があるものではなかったが、端的でわかりやすかった。自分の学習を省みると、「学んだつもり」になっていることが多くあると痛感した。

0
2024年08月16日

Posted by ブクログ

子どもたちに効率のいい勉強法を教えるのに参考にしたいと考えて買った一冊。一緒に買った菊池洋匡『小学生の子の成績に最短で直結する勉強法』と内容はほぼ同じ。「ビジュアルガイドブック」とあるが、個人的には、「ビジュアル」はほとんど理解の助けにならなかったように思う。

科学的な方法を通して、その効果が実証されているとされる学習方法を紹介する本。その方法というのは、
①「分散学習」
②「検索練習」
③「インターリーブ(交互配置)」
④「精緻化」
⑤「具体化」
⑥「二重符号化(デュアルコーディング)」
の6つ。特に重要とされているのは、①「分散学習」と②「検索練習」の二つで、③は①のさらに細かい分散の考え方、④〜⑥は、より具体的な学習方法である。

ざっくり言ってしまえば、「間隔を空けて、思い出す練習を繰り返そう」ということになる。そして、繰り返し復習をする際には、問いを立てながら学んだ情報の関係をより深く考え(精緻化)、その具体例を自分の経験と結びつけ(具体化)、言葉とイメージで覚える(二重符号化)とよい、という話。後半は、この6つの学習方法について、教師、生徒、保護者の3つの立場から、同じ主張が繰り返されている。
正直、上述の本と同様、目新しい情報はなかったが、p144〜あたりから、すっきりとまとまっているので、手元に置いておくと、この手の話をするときに便利である。

学習科学に関する本を続けて読んでいて思うのだが、(たぶん怒られるが)恐ろしいまでに単純化してしまえば、効果的な学習とは、要するに「反復」であるということになる。確かに、①〜⑥をやれば、学習内容は定着するのであろうが、そうなってくると、もっとも重要なのは、動機づけ。つまり、学習者にとっての学習内容の意義や価値なのではないか、という気がしてくる。
教育に携わる大人としては、効果的な学習法を念頭に置きつつも、その学習法の意義ではないところで、学習を反復したくなるような、そういった仕掛けや教育内容の意義を考えたい。そう思い直した本だった。

0
2024年03月26日

「学術・語学」ランキング