【感想・ネタバレ】タンノイのエジンバラ のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2015年12月15日

短編集、どれもたいへんよろしく、読んでるうちはそれが一番おもしろいと思ってたのに、最終的にはぜんぶおもしろい。
自由気ままに生きているような人をたくさんかいておいて、「なんでもかんでも自分の意志で選んで生きてこられたわけがないでしょう」って言うの、お前がゆうなやって怒りたくなるくらい大事な一冊になっ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年01月15日

タイトル、ぐっときます。長嶋有の小説に出てくる女の子は、ぼんやりしてるようで、しゅっとしてて、かわいい。

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Posted by ブクログ 2011年12月03日

随所に、ああ、とか、そうそう、っていう場面が現れてどんどん読めます。そういう何気ないことを書くのが極めて上手いですよね~
大好きな作家さんです。

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Posted by ブクログ 2011年03月05日

うまいしおもしろい。

長嶋有という作者は強烈なインパクトのある話を書くわけではないけれど、なんかあの作家すきなんだよね、と私の頭に必ず浮かぶ。
この短篇集はそんな作者の長所が盛り込まれている。
まず、説明が少ないところが好き。
情景描写だったり登場人物たちの輪郭からじわじわと話の核を攻めて...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

『三十歳』がいちばん好き。トランスワールドは実在するのかどうか気になってしまった。著者とは年代が近いので、様々な固有名詞がツボに入る。「今の若い人達はSMAPの森くんとか知らないだろうなぁ」などと考えては悦に入ってみたりする。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

主人公が男であろうが女であろうが完全にその人になりきった描き方ができていることにオドロキ。
短編なのに、すぐ切り替えて次のハナシに入れるのはそのお陰。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

巧い。よく考えると淡々と日々を綴っているだけのようなのに、何故こんなに面白いんだろう。表題作は長嶋作品で一番好き。

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Posted by ブクログ 2019年01月06日

「タンノイのエジンバラ」「夜のあぐら」「バルセロナの印象」「三十歳」の4編収録した短編集。
大傑作、とはいかないまでもいずれも秀作揃い。
個人的には「三十歳」が一番好き。

長嶋有の小説は、情景が在り在りと目に浮かぶところがいい。
しかもその情景は何の変哲もない平凡な街だったり建物だったり部屋だった...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年10月30日

「夜のあぐら」の中に”定見が無い”という言葉が出てきます。なるほど、どの作品の主人公も定見が無く、周りに流されていく人々です。同じように”定見が無い”人を良く描く作家として川上弘美さんが居ます。
しかし、この二人の雰囲気は随分違います。川上さんの主人公達は行く先不明のボートに乗っているものの、周り...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年01月04日

ちょっとダメでうまく世の中に居場所を見つけられない人たちがゆらゆらたゆたう日常物語。なんでもない、何も起こらない日々だというのになんでこうも惹きつけられてしまうのか。
言葉運びと感情の切り取り方に不思議と引き込まれます。ちぐはぐでいびつでだからこそおかしみがこみ上げるような日々。

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Posted by ブクログ 2014年11月18日

出来事が地味なわけではないのに、静かな印象を与えてくる。
夜のあぐらと三十歳が特に好き。主人公たちが一見淡々としているような語りに読めたせいもあり、ラストの秋子が叫び、泣くシーンはとても胸を突いた。夜のあぐらだと弟が格好良かったのと、姉が金庫を盗めず泣くところにグッときた。
鈍感な主人公、ミネラルウ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年08月29日

【本の内容】
隣家の女の子を押しつけられたり、実家の金庫を盗みに行くはめになったり。

人生には、そんな日がめぐってくるのだ。

話題の芥川賞作家、待望の最新短篇集。

[ 目次 ]


[ POP ]
長嶋有さんと川上弘美さんは似ている(もちろん作風がですよ。外見は似ていない)。

と、思う。

...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年11月21日

身近な人とのやり取りが坦々と描かれる同じテンションの短編集。長嶋有は本当に場面描写において会話、しぐさ、気になる固有名詞のミックスが上手すぎる。

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Posted by ブクログ 2011年09月15日

「三十歳」
p.153屋上から眺める下界?のようす:『泣かない女はいない』
p.211では「泣かなくてはいけないのではないかと思ったが、涙は出てこなかった。」

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Posted by ブクログ 2011年05月22日

何を考えているのか分からないと人から言われる、
周りの人の空気を読んだ発言が苦手である、
深い理由はないが物事が長く続かない、etc
この作家は、そんなちょっとダメな人間を書くのが上手い。
異常に上手いので、ちょっと気持ち悪い。

この短編集の登場人物たちの考え方・心の動きを追っていると、
これは自...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年10月12日

カバーデザインが素晴らしく、思わずジャケ買いした一冊。本当にこれ素敵。「タンノイのエジンバラ」という、聞き慣れない(音楽好きな人は知っているのだろうけど)奇妙なタイトルにもよく合っていて惚れ惚れする。
長嶋さんの書くお話、私が読んだものは今のところ全て「離婚」というキーワードが入っているのだけど、こ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年03月21日

何がどう面白いか、とても説明が難しいのですが、何かとっても腑に落ちるというか、満足な読後感がある。これは何だ。

私は表題作よりも、「夜のあぐら」と「三十歳」が好きなのだけれど、共感までいかないけど、登場人物が微妙に生きる速度がゆっくり、なのがいいのかも知れない。自分はとてもセカセカしてしまっている...続きを読む

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Posted by ブクログ 2010年01月12日

表題作を含む4つの短編集。
長嶋有の小説は好きなのだが、どこがどういう風に、とレビューとして書くのは、いつも難しい。
何か大きな事件が起きる訳でもなく、何かを暗示するような象徴的な出来事がある訳でもなく、その登場人物たちの日常に起きたちょっとした事(このちょっとした事というのが重要なのだが)が丹...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年12月23日

表題作/夜のあぐら/バルセロナの印象/三十歳、の四篇。
路傍に潜む心の引っ掛かりは、あるものとして、在り続ける。「どこか」を、目を開いたまま無意識に渇望する常態。
かすめるのは、漫画について思わず判を押したように反応してしまう世代感だったり、聞きなれない電化製品のネーミングとの距離感だったり、何かを...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年10月12日

性別も年齢も超えて、何にだってなれる作家、長嶋有。静かなんだけど、静かだからこそ、ガーッて心が大きく揺れるときの表現は、もう読んでてヒリヒリ響いてくる。

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