【感想・ネタバレ】灘校~なぜ「日本一」であり続けるのか~のレビュー

あらすじ

関西の一名門校にすぎなかった灘校がなぜ受験界の王者になりえたのか。遠藤周作、高橋源一郎、野依良治ら異才を輩出した校風とは。「落ちこぼれ」たちはどんな人生を歩んでいるのか。学年約200名という少数精鋭主義を考慮すると、東大合格者率や国公立医学部や京大への進学実績において、灘校は「日本一」といえる。OBインタヴュー、現役生アンケート調査等をもとに、格差社会論の論客がエリート教育の功罪を徹底検証する。【光文社新書】

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

たまたま気になって手に取った本。日本でのエリート校のイメージをつかむにはイイかも。後半では海外のエリート校の紹介もあり、個人的には今後エリート校を研究対象にするかもしれないので非常に面白かった。

0
2013年01月03日

購入済み

読みはじめると楽しい

進学校が進学校になっていく経緯から、どんどん引き込まれていきました。
ちょっとした興味から読んだのですが、先がもっと読みたくなり、購入までいきました。

0
2020年07月30日

Posted by ブクログ

著者は灘の本流とは違い、高校からの入学で落ちこぼれ(本人が書いている)

多少、強引なところもあるが
灘校生のアンケートなどはデータとして面白い
これは灘卒業だから協力してもらえたこと
実像という意味で★4つ

0
2017年03月04日

Posted by ブクログ

こないだ帰省した時に、地元の本屋で見つけた。目立つように置かれていてついついそのローカルな戦術が嬉しくて買ってしまった。実家からもっとも物理的に近い距離にある高校だし、まあ縁がないわけではない。わが母校の名前も多少出てくる。まだ読んでいる途中だが、読んでいてなかなか面白い。教育や経済がわりと自分の関心のある分野だから楽しめるのだろう。著者は労働経済学を専攻しているんだとか。「労働経済学」っていう分野があるんだね。はぢめて聞いた。

0
2010年03月29日

Posted by ブクログ

読みたいところだけ拾い読み。進学理由が、より偏差値の高い大学進学率ではなく、校風、自由を求める生徒が多かったデータは意外だった。また、国語の学習より、数学、外国語の勉強が多かったことも意外だった。ここからは憶測だが、灘高に入る時点で論理的思考力は完成されているため、数学、外国語にあてる学習の割合が高かったのではないかと推測される。日本がフランスに似ていて、イギリスの階級とは違い、テストの実力主義で評価されていることを初めて知った。

0
2020年10月21日

Posted by ブクログ

学歴社会が崩壊しつつあるとはいえ、国家試験のあるところに、灘閥あり。東大理IIIでの標準語は関西弁だと聞いたことがあるが、あながち嘘ではないのであろう。

0
2012年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

客観的な分析がなされていて、面白く読むことができました。灘高だけでなく、海外のエリート学校の歴史や現状も知ることができます。
少子化が進む中、私立の学校はどうなるか。個人的な予想としてはすでに兆候が現れているように淘汰がどんどん進むんだと思います。需要と供給の原則ですね。結局受験競争は緩和せず、一定の水準で推移するのではないでしょうか。単なる営利目的の学校は、それこそ淘汰されてほしいです。

0
2012年02月15日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
1学年あたり約200名という少数精鋭主義を考慮すると、東大合格者率や国公立医学部や京大への進学実績において、灘校は「日本一」といえる。
本書は、創立から現在にいたる歴史をひもときながら、数多くのOBにインタヴューをしたり、現役灘高生にアンケート調査を行ったりして、その秘密に迫った。
差社会論の代表的論客が、中・高一貫校やエリート教育の功罪を徹底検証する。

[ 目次 ]
第1部 内側から覗いた灘校(灘校はいかにして名門校となったか;華麗な人材輩出と異色な卒業生;現代灘高生気質)
第2部 灘校と名門校のこれから(世界のエリート校、日本の名門校;中・高一貫教育の将来を予測する)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2011年04月12日

Posted by ブクログ

最近の灘中入学者のほとんどが浜学園や希学園などの進学塾生が占めている状況がどういう影響を与えているかが知りたかった。

格差社会についてのいくつかの統計は目新しい点がない結果であり、いた仕方ない点ではあるが、灘中生の家庭環境は特色深い。

卒業生のいくつかの紹介は実際の取材インタビューがあり、その点は他書にない面白さがある。

0
2011年01月24日

Posted by ブクログ

ふーんってw

日本にも凄いところはあるんだなぁと。
中学校で高校の範囲まで出来ちゃえば、
そのあとの高度な学習は楽しくて仕方ないんじゃないのか
なんて思っちゃったりもします。

凄い人しかいない環境で
育つことが出来るって、いいですよね。
(人によりますが、今になって思うと、ですw)

ぜひ日本の再生ができちゃう人材が
出てくることを祈ってます。

0
2010年07月22日

「学術・語学」ランキング