【感想・ネタバレ】灘校~なぜ「日本一」であり続けるのか~のレビュー

あらすじ

関西の一名門校にすぎなかった灘校がなぜ受験界の王者になりえたのか。遠藤周作、高橋源一郎、野依良治ら異才を輩出した校風とは。「落ちこぼれ」たちはどんな人生を歩んでいるのか。学年約200名という少数精鋭主義を考慮すると、東大合格者率や国公立医学部や京大への進学実績において、灘校は「日本一」といえる。OBインタヴュー、現役生アンケート調査等をもとに、格差社会論の論客がエリート教育の功罪を徹底検証する。【光文社新書】

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Posted by ブクログ

ネタバレ

客観的な分析がなされていて、面白く読むことができました。灘高だけでなく、海外のエリート学校の歴史や現状も知ることができます。
少子化が進む中、私立の学校はどうなるか。個人的な予想としてはすでに兆候が現れているように淘汰がどんどん進むんだと思います。需要と供給の原則ですね。結局受験競争は緩和せず、一定の水準で推移するのではないでしょうか。単なる営利目的の学校は、それこそ淘汰されてほしいです。

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2012年02月15日

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