【感想・ネタバレ】波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊 (新装版)のレビュー

あらすじ

台風が接近し、海が荒れる茅ヶ崎沖で、海難事故が発生した。海上保安庁特殊救難隊の惣領正らは、直ちに現場に急行。北朝鮮船籍らしき船から、三人の男を無事救出した。だが、救助した男たちが突如変貌し、惣領たちに銃口を向けてきた。男たちの要求は、沈みゆく船から“荷物”を取って来いというものだった。荷物とは一体何なのか? 彼らの目的は? 特救隊の男たちの決死の戦いが始まる――。傑作長篇小説、待望の新装版。(解説・関口苑生)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

伊豆沖で当て逃げをされた漁船第十二豊政丸。その乗組員を全員救助した海上保安庁特殊救難隊の第二隊。
台風が接近し、救助要請を受け彼らが次に救助に向かったのは当て逃げをした北朝鮮の船だった。

こういう事件がいつ起こってもおかしくない、という感じがした。
隊長とその周りの人達が皆格好良い。
どう決着するのか気になり一気に読んだ。
無線係・救難隊の隊員らが傷付けられた時は読みながら怒っていた。

作中に問題点もさりげなく出てくる。
緊急車両がなく、警察に連絡してパトカーに先導してもらう手続きを取る場面など。

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2011年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

特殊救難隊という、海上保安庁でもさらに選ばれた人たちが、最前線でどのように救助に当たっているのかということと、もし、現在の政治状況の中このような状況が起こったら、どのような問題があるのか。
密輸とはいえども、そこに何かの意図があると考える組織もあるということについて考えさせられました。

0
2011年01月24日

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