【感想・ネタバレ】雲ながれゆくのレビュー

あらすじ

老舗菓子舗「笹屋」の若後家・お歌は、雨宿りのひととき、行きずりの謎の浪人に手ごめにされてしまう。体も大きく気が強い自分が、犯されて抵抗しなかったことに納得がゆかぬお歌だったが、奇妙な再会をとげ、やがて男への憎しみは愛しさへと変わってゆく。少女のようにときめくお歌。二人の深まる恋は、ひょんなことから敵(かたき)討ちの助太刀に発展し、やがて迎える別れの朝…。江戸に生きる勝気な女の姿が、21世紀の日本人をも魅了する、新感覚の長篇時代小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

女性が主人公の話はめずらしいなと思った。主人公のお歌が仕事に恋に悩みつつ、一歩一歩進んでいくところがよかった。義弟のダメ男ぶりが最後にはやはり思いもしなかった道へすすむというところもダメだけで終わらず、話の流れからいってお店を継ぐという終わりじゃないところがよかった。朝の通勤電車で読んでいたが、話に引き込まれ降車駅まで熟読した。

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2012年10月06日

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