【感想・ネタバレ】快楽の動詞のレビュー

あらすじ

大分昔の話になるが、私の部屋に女友達とその恋人が泊まったことがある。私は、ひとりでベッドに寝て、彼らは、離れたところに布団を敷いて寝た。図々しくも、彼らは、私を無視して、こっそり性行為を始めたのだった(表題作より)。隠しても、もれ聞こえてくるぼそぼそ声は、ありふれた「いく」と「死ぬ」。でも、2人が文学的なロマンあふれる会話を交わしていたら、もっと薄気味悪かったはず。文学の中の性行為と実際の性行為はどう違う? 奔放で緻密な8篇の短篇小説。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

手にとった時の薄さを裏切る、内容の濃さ。
久々に「これは面白い」と感じながら読み進めました。

個人的なお気に入りは、文体たちの話。
文体の擬人化という発想はもちろん、軽快に進む擬人化達の会話に、ふふっと笑いながら読みました。

0
2020年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説…、なのか?解説の「文章」であり、「小説」って感じがまあしっくり。
どう楽しめばいいか最初は戸惑ったけど、まあまあおもしろく読めた。
『ベッドの創作』が一番そうそう、って楽しく読んだ。

0
2021年07月05日

「小説」ランキング