あらすじ
2000年に及ぶ歴史のなかで、ローマ帝国は何度となく重大な危機に陥り、そのたびに大胆な方法で危機を脱した。日本には、なぜ古代ローマ皇帝カエサルのような、リスクをとる真のリーダーが現れないのか? いま、この国になにが一番必要なのか? 文明の栄華と衰退を知り尽くした塩野七生だから語れる、危機の時代を生きるための深い智恵。小林秀雄や司馬遼太郎がそうであったように、歴史と対話しながら、この国のあり方を根本から論じるエッセイ集。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
多分数年前に一度読んでいたかもしれない。。
2000年前の歴史に向き合っている著者の言葉は、説得力が違うなという印象。
16年前に刊行されたものだが、今でも考えさせられる指摘が多数あった。
紀宮様のご結婚に関して、皇室を完全に離れてしまうのはもったいないというコメント。まさに昨今の皇室典範改正の議論のポイントの一つ。
失業とは生活の手段を奪われるだけでなく自尊心を育む手段さえも奪われることだとわかった。
20世紀前半に日本・日本人が行ったことを洗いざらい公表する。(歴史認識の共有は難しいが歴史事実の共有はできる。)
職業に貴賤はない。
「法律」と「律法」
戦死者と犠牲者
ローマの強さは「敗者に対する寛容さと同化政策」
自己反省は絶対に一人で成されねばならない。
人は見たいと思う現実しか見ていない。
などなど
ローマ人の物語も早めに読もうと思います。
評価は5点満点。
Posted by ブクログ
・日本のマスメディアは海外の情報が乏しい。
・戦争は血の流れる戦争であり、外交は血の流れない戦争。
・三種の人間
1.刺激を与えるだけで能力を発揮する人
2.安定を保証すれば能力を発揮する人
3.刺激を与えても安定を保証しても成果を出すことのできない人