【感想・ネタバレ】日本人へ リーダー篇のレビュー

あらすじ

2000年に及ぶ歴史のなかで、ローマ帝国は何度となく重大な危機に陥り、そのたびに大胆な方法で危機を脱した。日本には、なぜ古代ローマ皇帝カエサルのような、リスクをとる真のリーダーが現れないのか? いま、この国になにが一番必要なのか? 文明の栄華と衰退を知り尽くした塩野七生だから語れる、危機の時代を生きるための深い智恵。小林秀雄や司馬遼太郎がそうであったように、歴史と対話しながら、この国のあり方を根本から論じるエッセイ集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・日本のマスメディアは海外の情報が乏しい。
・戦争は血の流れる戦争であり、外交は血の流れない戦争。

・三種の人間
 1.刺激を与えるだけで能力を発揮する人
 2.安定を保証すれば能力を発揮する人
 3.刺激を与えても安定を保証しても成果を出すことのできない人

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2012年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・政策の継続性の欠如こそが、3世紀のローマ帝国にとっての諸悪の根源であった。
・一級のミリタリーは一級のシビリアンでもある。
・マキャベリ曰く、「いかなる事業といえどもその成否は、参加する全員が利益を得るシステムをつくれたか否かにかかっている」
・想像力が動き出すのは、疑問をいだいたときからだ。いかなる分野でも共通して必要とされる重要な能力が、一つある。それは想像力だ。
・アマチュアがその道のプロさえも超えるのは、プロならば考えもしなかったことをやるときなのだ。

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2012年05月30日

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