【感想・ネタバレ】ヒロシマ 1977 めぐりくる夏のレビュー

あらすじ

戦後の広島を舞台に、お好み焼の店を営む三代の女性たちの生き方を通して市井の人々の戦後史をたどる『ヒロシマ』三部作の完結編! 1977年、和子は祖母のマサとともにお好み焼「いちはし」を切り盛りしながら、娘・志乃の成長を見守っていた。思春期を迎え、親友との出会い、淡い恋も経験した志乃は、やがて自分が進むべき道を模索し始める…。復興と平和がもたらされた広島の姿を描いた第三部。第52回日本児童文学者協会賞受賞作

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Posted by ブクログ

私の記憶にある広島
お好み焼き屋は住宅の一部を改装したところが多く、実家の近くにもあった。
土曜日はお皿を持ってお好み焼きを買いに行った。
カープがセリーグで初優勝したときは学校中から歓声があかった。
フラワーフェスティバルにも行ったし、スタッフとして手伝ったりもした。
懐かしい景色をたくさん思い出すことができた。

70年は草も木も生えないと言われた広島。
今の広島があるのは、志乃たちのような名もなき人たちの生きてきた証なのだと思う。

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2020年06月19日

Posted by ブクログ

真実を伝えることも愛。

相手を思い、何も言わないのも愛。

家族の絆というものを考えさせれました。

そう考えれるのはマサ、靖子、和子、志乃を通して戦後の広島を体験させてもらったからだと思います。

これからも戦後が続くように私達が頑張らないとね。

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2016年09月01日

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