あらすじ
保釈を勝ち取ったハラーだったが容疑は晴れておらず、再逮捕によって改めて自由を奪われてしまう。
さらに拘置中の身で命を狙われたハラーは、絶体絶命の危機に陥る――。
有罪ではないことと無実であることは違う。
獄中から自己を弁護する彼は、内外の敵に立ち向かい、「真実」にたどりつくことができるのか!?
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
(上巻より)
監獄からわざと海外逃亡を匂わす電話をかけて、
検察を罠に陥れ保釈を勝ち取ったり、
陪審員選びの際に、
調査員からのメッセージをこっそり受け取ったり、
付箋を入れ替えてわざと検察に盗み見させたりと、
ハラーらしいやり方は面白かった。
ただ、FBIが捜査中の事件を引っ掻き回されたくない、という理由で、
控訴が取り下げられた、という結末にはちょっと納得がいかない。
ハリーのガレージで見つかった殺人の証拠の謎も解けてないし。
コツコツとヒットを飛ばし点を稼いでいたのに、
大雨でノーゲーム?
サヨナラ満塁ホームランで逆転勝ちしてほしかった。
コロナの状況が描かれたり、
「証言拒否」の依頼人が証言台に立たされたのにはびっくり。