【感想・ネタバレ】生命はなぜ生まれたのか 地球生物の起源の謎に迫るのレビュー

あらすじ

オゾン層もなく、宇宙から有害光線が直接地表に降り注ぐ、40億年前の原始地球。過酷な環境のなか、深海には、地殻を突き破ったマントルと海水が化学反応を起こし、400度の熱水が噴き出すエネルギーの坩堝があった。その「深海熱水孔」で生まれた地球最初の“生き続けることのできる”生命が、「メタン菌」である。光合成もできない暗黒の世界で、メタン菌はいかにして生態系を築き、現在の我々に続く進化の「共通祖先」となりえたのか。その真理に世界で最も近づいている著者が、生物学、地質学の両面から、生命の起源に迫る、画期的な科学読本。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー、オモシロくてサクサク読めました。
著者の高井さんが目の前で話しているような語り口の文章。
その熱気が伝わってきますし、数々のエピソードや皮肉?などもリアルです。
内容も、まさに最前線の研究者だからこそ書けるもの。
答えが出ていない、でも私はこう考える、という自説の展開、ワクワクしますね。
を読み終わったあと、
この研究について日頃からニュースをチェックしておこう、続きが気になる、と思わせる本です。

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2014年03月08日

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