あらすじ
私が今、タイムマシンに乗って20代後半の自分にたった一つアドバイスするとしたら、「『断る力』を一刻も早く、身につけること」と言うでしょう。(中略)私が相手の言いなりにならずに拒否をする力を身につけることができたと確信したのは、34歳で初めての離婚をしたときからだと思います。そして、その時から、私の世界はドラマティックに変わりはじめました(本文より)。――人生に好循環をつくる、強力な武器「断る力」。そのノウハウを分かりやすく全公開!
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Posted by ブクログ
この本を読もうと思った目的は、子育てでバタバタしており、効率的に時間を使って生きていく方法を知りたいと思ったことですが、個人的には仕事への姿勢に活かせる内容でした!
『断る力』とは、自分も相手も大切にし、自分軸を持って対等な自己主張をすることにより、互いに補い合い、相互作用できる力。
そのためにはまず
自分軸を持つこと。
周囲の人に聞いたり、客観的なテストを受けて自分の得意不得意を明文化する。
そして、限られた時間という資源を、得意なものに使うことにより(努力の効率化)、コモディティ(汎用品)から抜け出し、スペシャリティな人になれる。
不得意なことに対しては、謙虚に、周囲から学ぶ。
仕事においても、自分の得意を見極め厳選した仕事に注力することで、引き受けた仕事のパフォーマンスをあげることができる。
全体を通して、一番の土台は自分の得意不得意をまずは知ること、その得意に限られた資源を集中させ、替えのきかないスペシャリティな人となり、周囲と補完しあいながら生きていくことの大切さを学んだ。