あらすじ
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留守中に砂糖を使用人に盗み食いされたくないと思った、ケチな主人。使用人達に、砂糖のことを猛毒「附子」だと言って、絶対に近づかないよう脅して出かける。使用人2人は最初、猛毒に怯えながら留守番をしていたが、やがて怖いもの見たさに中を見る。すると、なんとも美味しそう。一人が勇気を出して食べてみると、なんと中身は砂糖!二人は夢中になって全部食べてしまう。さて、主人が帰ってきた時、2人はどんな言い訳をする?
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Posted by ブクログ
「まんじゅう怖い」や「じゅげむ」のようにトンチが効いていて面白い。
主人の留守に預かった、ぶす、なるもの。風が吹いたら死んでしまうと言われ大事にするものの、中が気になる!開けて舐めてみるとなんと水飴。完食してありゃ、と気づく…そこで、掛け軸を破って、天目茶碗を割って、相撲のためと嘘をつき、死をもって詫びようと開けて食べたと…
よくできてる!さすが狂言。
子どもの一歩にちょうどいい。
日本の伝統に触れてほしい。
Posted by ブクログ
狂言の演目「附子・ぶす」を絵本にアレンジされたもの。
主人から留守を頼まれ、ぶすなるものの見張りを頼まれた、太郎冠者と次郎冠者。
上を吹いてきた風に当たるだけで死ぬ、という物騒なぶす。
そのぶすの正体を見破り、全部食べてしまった二人が立てた作戦、
さて主人は許してくれるでしょうか・・・
「一口食べても死ねないの、二口食べても死ねないの・・・」
とぼけた家来たちであります。
平成29年5月9日(火)
6年1組