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留守中に砂糖を使用人に盗み食いされたくないと思った、ケチな主人。使用人達に、砂糖のことを猛毒「附子」だと言って、絶対に近づかないよう脅して出かける。使用人2人は最初、猛毒に怯えながら留守番をしていたが、やがて怖いもの見たさに中を見る。すると、なんとも美味しそう。一人が勇気を出して食べてみると、なんと中身は砂糖!二人は夢中になって全部食べてしまう。さて、主人が帰ってきた時、2人はどんな言い訳をする?
Posted by ブクログ 2010年04月20日
狂言絵本なので、言い回しが難しいかな~…と思ったら。意外と読みやすかったです。
ナレーション部分は通常どおりで、セリフが狂言風。
お留守番を言い渡された太郎冠者と次郎冠者、
ぶすが入っているというつぼを預かり、大事にせよ、
といわれていたのですが
中身が何なのかとっても気になって、ついに開けてしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月01日
「まんじゅう怖い」や「じゅげむ」のようにトンチが効いていて面白い。
主人の留守に預かった、ぶす、なるもの。風が吹いたら死んでしまうと言われ大事にするものの、中が気になる!開けて舐めてみるとなんと水飴。完食してありゃ、と気づく…そこで、掛け軸を破って、天目茶碗を割って、相撲のためと嘘をつき、死をもっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月10日
狂言の演目「附子・ぶす」を絵本にアレンジされたもの。
主人から留守を頼まれ、ぶすなるものの見張りを頼まれた、太郎冠者と次郎冠者。
上を吹いてきた風に当たるだけで死ぬ、という物騒なぶす。
そのぶすの正体を見破り、全部食べてしまった二人が立てた作戦、
さて主人は許してくれるでしょうか・・・
「一口食べて...続きを読む
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