あらすじ
前人未到の脳死肝移植を成功させた当麻は、達成感に身を震わせた。しかしそれは激しいバッシングの始まりでもあった。院内の医師からの抗議、県警からの査問、肝移植研究会の除名勧告など予想外の出来事が起きる。理解者だった島田院長も、近江大が医師派遣停止の通達をするや支え切れなくなる。孤立を深めた当麻は、ついにある決断を下す―。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
脳死患者からの肝移植が成功しても、日本の閉鎖的な医療社会では受入れられ無かった。と言う事で当麻先生はヘッドハンティングされて台湾へ行ってしまう。
現実脳外科で有名なF島先生も既にアメリカを拠点にしているし、人と違うことをする人、教授を差し置いて出ちゃう杭は本当にガンガン打たれるのが日本の現実なんだろう。
ここまでは、分かりやすい日本医療を表しており素晴らしい。ただ、当麻先生人気過ぎ~送別会で看護師が次から次へと抱きつくなんて・・・・現実あり得ないんですが。
ってもし本当なら節操の無い世界だわ~
寂しい別れを感情を隠して見送るのが日本人の慎ましいところ何じゃ無いの?アイドルの追っかけじゃ有るまいし・・
Posted by ブクログ
全6巻の最終巻。脳死・肝移植、大学をテーマに扱ったシリーズでなかなか読ませる内容でした。主人公の医療技術・人格が出来すぎなのが、やや現実から浮いた感じはしましたが。