あらすじ
早期教育は年々激化し、ついに「0歳児教育」まで出現する有様。だが、子どもの才能を伸ばすのに一番重要なのは脳の発達に合わせた教育である。0~3歳は脳の細胞が増え続ける時期で、未熟な脳に負担をかける知識の詰め込みはNG。将来的に才能が伸びなくなる。3~7歳の不要な脳の細胞が減っていく時期は、悪い習慣をやめさせることが先決。7~10歳からは脳の回路が発達し始めるので、本格的に学習させるべきだ。本書では年齢ごとにどのようにしつけ、教育すればいいのかを、脳医学の知見からわかりやすく解説。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
0-3歳
耳を鍛える
音階を声に出させる
楽しんで競争する
→手抜きや手加減をしない
自分の足で歩かせる
すぐに手助けしない
3-7歳
あさ子どもといっしょに笑顔を作る習慣
悪い習慣↓
否定的な言葉
「後でやるよ」
集中できず途中で違うことを考える
だいたいできたところで止める→まだわかっていないとこはどこ?と聞いてみるなどして何事も完璧にするまでやめない習慣を身に着けさせる
人の話を聞き流す
人を馬鹿にする、尊敬できない
学んだことを確認しない
→学んだ直後にアウトプットさせる
自分が失敗したことを素直に言えない
損得を考え手を抜く
3-7歳で始めたいトレーニング
正しい姿勢や歩き方を身につけること
「いつでも椅子から素早くまっすぐ立ち上がれる状態」
なわとびがオススメ
7-10才
子どもに勉強しなさいと言ってはいけない
自分で決めたことを自分で達成したい
「よい質問を投げる」
10歳以降はどんどん勉強させる
10歳以降は、脳はほとんど大人と同じ
ガンガン勉強させておけ
☆物事に取り組む順番を決める力。
→思考的空間認知
子供だけのスペースを作ってもよいかも
記憶力が劇的に伸びる方法
→複数の情報を重ねると記憶が強くなる
体験記憶
勉強したことを自分の言葉で口に出して実況する
子どもに悪い仲間ができたら深刻な事態だと捉えよ
Posted by ブクログ
4歳と1歳の娘がいます。娘たちの日々の言動や親である自分たちの接し方について何かヒントを得たく読みました。ちなみに自分の両親から、親であればこれぐらい読んでおきなさいということで紹介されました。
冒頭は脳科学について専門的な事が書かれていて中々頭に入らずに何回も読み返しました。
a10神経郡に入る情報が色んなレッテルをはることになるが、レッテルの張り方によってその後の思考に大きな影響を及す。
いかにポジティブに物事を受け入れるか、ワクワク感を持って受け入れられるかが、才能を伸ばすための第一段階で特に重要なことだと認識できました。
損得勘定や他人を尊敬できない事等は阻害要因である事を認識できました。
それぞれの年代で著者が述べている育て方の注意点は、0〜3歳はとにかく楽しませて、失敗したことも認めてあげて、よく褒めること、3〜7歳は、悪い習慣を摘むことを優先し、注意力散漫や失敗を認めないことなど、自己報酬神経の働きで自分を守ろうとするその気持ちを受け入れつつ悪いを良い方向に促してあげること。
親は損得勘定でものを決めがちで、その価値観が知らない間に子供にも受け継がれてしまいます。
ネガティブになりがちなのも子供の思考に影響を及ぼしてしまうことを肝に銘じて自分の日々の言動にも気をつけたいと思います。
Posted by ブクログ
育脳にいいこと
子どもの気持ちに同意、共感
話を聞く
振り返りの大切さ
ポジティブな思考、発言
否定語禁止
楽しい!やってみたい!面白い!好きだ!
大人が手本となる
本気で相手にする
縄跳び
経験したことをアウトプット
後回しにしない、全力
0〜3歳は本能を育てる
3〜7歳は悪い習慣を間引き
7〜10歳以降は自主的に勉強させる
Posted by ブクログ
これは良著。タイトルに胡散臭さを感じるかもしれないが心配御無用。×「~で決まる」→○「が分岐点になる」。脳の機能だけを発達させようとしてもうまくいかない。その前にヒトとしての本能、それから人間としての心を育てておくべきとのアドバイス。
Posted by ブクログ
[メモ]
0-3歳は好きになる力を育てる
「興味を持ち、好きになり、感動すること」の喜びを共に味わう
失敗には「がんばったね!」と励ます
遊びの中で真剣に競争する(全力でがんばれば、勝てる を経験する)
高いところに登るなどの危ないことも含め、子どもの「やりたい!」を見守りつつ応援する(ダメ!を出来るだけ言わずに済むよう、存分に挑戦できる環境を整えてあげる)
興味を持ったことをとことん応援する
言葉がわからない段階でも、いつも楽しんでコミュニケーションを取る