【感想・ネタバレ】阿修羅の女族(上) 慙愧の巻のレビュー

あらすじ

愚法・生類憐みの令が発令されて10年と少し、直参旗本徒目付の八木又四郎は、屋敷に忍び入った奇怪な老婆に、やっと懐妊した妻鹿乃の腹から胎児を掴み出され始末されてしまう。老婆は鳳来寺山の丹と名乗り「お前への罰じゃ」「綱吉を恨め」と言い残して去る。男女を色狂いにさせる魔性の一族が暗躍する開示件の幕開けだった。特選長編時代小説前編。

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生類憐れみの令がテーマ

今回はいつもの浪人斬りではない。とりあえず敵役には将軍を恨む反幕府集団が出てきます。でもアクションシーンは少なめ。
綱吉治世の話だけに犬がやたらに悪役にされていて、やりすぎな気もする。
主人公は官憲側ながら、敵方にも同情的で下巻ではどう転ぶかわからない感じ。

#ダーク

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2022年09月29日

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