あらすじ 皇極四年(六四五)、中大兄皇子と中臣鎌足は蘇我蝦夷・入鹿父子を武力で排除した。この乙巳の変が国政改革「大化改新」の序幕だったという筋書きはあまりにも有名である。だが、これに関して残された史料は中大兄・鎌足中心に事件を描く極めて偏ったものだった。クーデターの真の目的は何か。その首謀者は誰だったのか。本書は、王位継承をめぐる路線対立に着目して旧版を大幅改稿し、熾烈な権力闘争の内実に迫るものである。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #深い #シュール #ダーク すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ 645年(無事故の日なし)の大化改新(今は暗殺事件は乙巳の変)のみでなく前提として蘇我一族と天皇家との関わりから書いてあるのが分かりやすかった。中大兄皇子がメインという事ではないという点が興味深かった。 本筋から少し外れるが蘇我家滅亡に際して貴重な史書まで灰燼と化したのは残念な話。本家筋の蘇我蝦夷、...続きを読む蘇我入鹿や厩戸皇子(聖徳太子)の息子も亡き後となっては死人に口無しで後の藤原氏が得する様な展開になっている気もした。 0 2022年12月01日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 新版 大化改新 「乙巳の変」の謎を解くの作品詳細に戻る 「学術・語学」ランキング 「学術・語学」ランキングの一覧へ