あらすじ
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、夏のひと月をママのママ、西の魔女と呼ぶおばあちゃんと共に暮す。感受性が強く生きにくいと言われたまいは、その性質を抱えて生きるために魔女修行に取り組む――初刊から23年を経て、書下ろし短篇おばあちゃんのモノローグ「かまどに小枝を」等表題作に繋がる三作も収録。
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Posted by ブクログ
まいとおばあちゃんの日々が書かれた優しいお話でした。
まいの日々の葛藤や心の動きの描写に共感するものもありますし、おばあちゃんの魔女の修行で自分で決めてやりとげることを学んだり、おばあちゃんや家族の愛を受けたり、暖かいお話しだなと思います。
子供の時以来15年ぶりぐらいに読みましたが、また泣いてしまいました。
Posted by ブクログ
「西の魔女が死んだ」は私が大好きな本で何回も読んでいます。何回も読んでいるのにラストシーンでは必ず泣いてしまいます。
おばあちゃんのしている田舎の暮らしにもすごく憧れます。読んでいるだけで自分もスローライフを味わってるようで心が穏やかになるようで癒されます。
この作品集は「西の魔女が死んだ」の他に、その作品に出てくる登場人物のアナザーストーリーの短編も入っており、本編を読み終わった後もより味わい深く楽しめます。短編は短いですがどれもこころがほっこりと温かくなるようなお話で素敵でした。とくに最後の「かまどに小枝を」は、孫を思う大きな愛と温かな気持ちと切なさもあり、短編の中で一番心に残りました。
Posted by ブクログ
とてつもなく有名な作品、このタイトルと始まりの1文だけは幼い頃から知っていました。それを大人になって改めて読んでみましたが、まず文章の美しさに感嘆します。西の魔女、おばあちゃんの家での暮らし、その生活の青々とした豊かさが情景として浮かぶようでした。ただ暮らしがそこにあるだけなんですけど、やっぱり文章で彩りを加えられることの素晴らしさを感じましたね。さすがの名作。幼い時にこの本を読んでいたらきっと文章がもっと好きになってただろうなぁと思います。こういう豊かな知識と語彙力、創造せいに富んだ文章は昔の作品の特徴ですよね〜昔の名作はこの文章力という点で評価が高いものが多い気がします。特に子供向けの作品では顕著な気がします。日本人の書く文章の素晴らしさをこういう所から知っていけるのはとてもいいですよね。
内容としては中学生の不登校になってしまった子がおばあちゃんの家に暮らすという話なのですが、終わり方がとっても好きですね。おばあちゃんは本当に魔女だったのかなと思える、希望のある終わりは亡くなった悲しさのあとの前向きな気持ちを与えてくれます。
名作とよばれる所以が分かりますね。短編集も良かったです。主人公が大人になった姿も見てみたくなってしまいました。