あらすじ
もし、読者の方がまだ20代であれば、読書により人生を大きく変えることはまだまだ可能です。30歳を越えていたとしても、与えられた環境の中でどうやってうまく生き抜くかということは本がもたらしてくれます。何歳になっても、本は私たちに「努力が報われる環境」をもたらしてくれるのです。(本文より)ウェブ時代の「人生を変える本の使い方」を、自分自身の歩みと重ねながら、ていねいに紹介。著者の視点から、「本」の新しい価値が次々と明らかになります。
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Posted by ブクログ
読書論の本は、その本の内容よりも、参考文献に価値があることがある。
著名な著者や、理論の大家の読書論でも、参考文献を超えることは、めったにない。
そのため、参考文献以外に価値を求めようというのは読み間違いだと思われる。
読書論の読み方を問うよい本だと思う。
Posted by ブクログ
勝間流「相手が分かりやすく読みやすく書く」ための4つの技術
①「自分の事例」「アンソロジー形式」を利用して親しみを持たせる
②「役に立つフレーズ」を必ず入れ、読書だけに体験を閉じない
③「共通体験」や「流通していることば」を使って行動を促す
④「コンテンツ力」と「編集力」で進化していく
p136
ブログや本は、筆者にとっては、筆者の体験してきたフレームワークを伝えるための増幅器です。p137
売るための基本的な4つのフレームワーク
4P:①プロダクト(商品)②プライス(価格)③プレイス(流通チャンネル)④プロモーション(広告宣伝)
continuance improvement 「継続的改善」p172
新製品の採用者は早い順にイノベーター、オピニオンリーダー、アーリーマジョリティー、レイトマジョリティー、ラガードと呼ばれる。p189
読書の進化形、印税寄付プログラムChabo!(チャボ)
p216
Posted by ブクログ
新しいフレームワーク、示唆。
読書は著者の体験を疑似体験、イメージトレーニング。
『本を読む本』『7つの習慣』『イノベーションのジレンマ』『さあ、才能に目覚めよう』
同時に同じテーマで5,6冊併読する。
頭に格納しておき必要に応じてフレームワークを呼び出す。本から得られる知識の多くは明日からすぐに役立つものではない。思考の補助になるようなツールが大半。
『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』
自分にとって大切だと思うことには出費を惜しまない!!!!
『伝わる・揺さぶる! 文章を書く』『林真理子の名作読本』『考える技術・核技術』
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各章の終わりに、勝間和代に感化された方々が文章を寄せていて、ファイトクラブっぽいなと思った。
巻末に「私を私を進化させた20人の著者」という章があって、それがいい。
Posted by ブクログ
読書のハックだけでなく、書いたり売ったりすることも書いてあった。
ただ私には不要なので読む技術を中心に拾い読みしたが。
内容は今までの勝間本と大差はなかった。
気になったキーワードはαブログ。
ネットでの売上を左右する。
読む技術はフレームワーク(目的意識をもって本を読まないと見に付きにくい)・フォトリーディング(頭の体操でリラックス・α波)・読んだあとは習慣を変えて実行する・拾い読み(現代ではすべて丸読みする必要はない)などが書かれていた。
書く技術としては、今まで本にも実例があったが、「自分の事例を出すこと」また「役に立つフレーズ」を入れること。などが挙げられている。
本を出版するにあたっては、経験と知恵の引き出しが多くないと次回のつながりにくい。