【感想・ネタバレ】千葉周作(1)のレビュー

あらすじ

陸前花山村の於菟(周作)は腕は立つが短気者。誤って近くの荒尾道場に押しかけた末、兄春太郎を谷に落とし妹奈々江を犯してしまった。故郷を出奔した周作は、江戸の一刀流道場浅利又七郎の門をくぐったが、美少女・綾の剣に己が未熟さを思い知らされる。恋の恨みの狂気にもまきこまれ、剣難女難の毎日。

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Posted by ブクログ

読んだ本 千葉周作(1) 山岡荘八 20230304

 今年、山岡荘八第2弾です。
 これは物語要素が強くて、小説として面白いです。剣豪なんかは、著名になってからの履歴はあるものの、若かりし頃の記録なんてないから、作者の想像力が発揮されるんですね。
「徳川家光」なんかは、生まれついての将軍なもんで、記録が残りまくってて、それを作者が定義づけていくってことになり、小説としての成り立ちが全く違ってくるんでしょうね。
 青春の匂いがしていいですね。やたら女にもてまくってます。
 昔、司馬遼太郎の「北斗の人」だったかな。千葉周作の小説を読んだんですが、もう少し堅かったような気がしますね。こっちの方が好きかな。

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2023年03月08日

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