【感想・ネタバレ】高杉晋作(3)のレビュー

あらすじ

品川御殿山の英公使館の焼打ち、塙次郎の天誅、吉田松陰の改葬、そして壇ノ浦からの外国船砲撃と、長州藩の攘夷の火蓋は切って落とされた。奇兵隊を結成した高杉晋作は、幕府の長州征伐、米英蘭仏の下関砲撃と、内外からの攻撃に遭いながら、維新回天の偉業に尽力するが、新日本誕生を目前に短い生涯をとじた。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

山岡版高杉の最終巻。海外の国を相手に、また、藩の反対派を相手に、縦横無尽に立ち回る。山岡版は、かなりかっこいい高杉に描かれている。
全体を通して山岡版高杉は、緻密、かつ、大胆に描かれているように思う。他の著者は、ある意味風天風に気ままな高杉になっていることに比べると、少し違った感じがする。しかし、維新の出来事、維新後に高杉がいればを考えると、この小説の視点は間違っていないように思われる。

0
2012年04月10日

Posted by ブクログ

吉田松陰が非常に面白かったので続けて読んでみたがこちらはイマイチ。見所は軍艦での破天荒な交渉か。
吉田松陰が深い思考と信念の人として書かれているのに対して、高杉晋作はどうも単なる暴れ者という印象を受ける。もっと坂本竜馬との接点も描けたはずなのに、本書を通して竜馬の名が出てきたのは1度だけ(私の読み飛ばしがなければ)。あえて避けたのか?

0
2015年10月03日

「歴史・時代」ランキング