あらすじ
血をみてはならぬ殿中で、内匠頭が上野介めがけて腰の小刀を一閃したとき、赤穂藩五万三千石は音もなく崩れた。太守は即日切腹、城は明け渡し。三百の藩士とその家族の驚愕と困惑。それは突如として襲う直下型の激震にも似ていたが、強烈な余震はまた世人を驚倒させた。――四十七士の吉良邸討入りである。赤穂事件を題材とした書は古来多い。そのなかに著者は「昭和定本」としての用意と情熱をもって描きあげたのが、この書である。
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Posted by ブクログ
誰もが知っている忠臣蔵。でも実際はよく知らない。と言うことで読んでみよう☺️
いや〜面白い!
人気の読み物で人気あったのがわかる。
当時の時代背景などを知れたのは勉強になる。
5代将軍、徳川綱吉の時代。
天下の悪法と言われた生類憐れみの令が出され、武家社会から商業・文化が発展した世の中。
元禄の世相がなんとなくわかった。
浅野内匠頭、大石内蔵助、吉良上野介。
お馴染みの主要人物が登場してきます。