あらすじ
〈納棺夫〉とは、永らく冠婚葬祭会社で死者を棺に納める仕事に従事した著者の造語である。「生」と「死」を静かに語る、読み継がれるべき刮目の書。
序文・吉村昭 解説・高史明
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Posted by ブクログ
一遍読んどかんといかんなあと思って。
お亡くなりになった方を棺に入れる役割が「納棺夫」。意図せずにこの職についた著者の回顧&宗教観。
映画にもなったため、かなり人が集まってこられたようだ。ご本人も書いておられるがだいぶん「名利の太山に迷惑」されたようだ。なかなか自分で「親鸞聖人か釈尊が著者の手をお借りして現世に出されたものと思いました。」という感想をあとがきに掲載は出来ない。
親鸞聖人の教えをよろこばれた方の個人の受け取りを聞かせていただくにはとても面白かった。ただ、ご自身が話していることや体得したことが正しいという前提で話が進んでいるところは正直疑問でいっぱいだった。あ、妙好人にこういうのをいったら怒られるのだろうか。でもしょうがない。そう思ってしまった。
オウム真理教の信者に関する視線も深くその状況を知ってというよりは「感想」じゃないかと感じた。
この本にある第一章、第二章のようなご自身の話は面白い。死とそのまわりにある生の対比を感じる感性は素晴らしいなと思う。一方、第三章のような宗教的なこととあとがきの意見に関してはこれが正しいと思う人もいるかなと懸念。
話題となった書としては押さえておいてもいいと思う。