感情タグBEST3
のっけからのセレンのフレイアに対する度重なる言動は100年の恋が冷めてしまっても全く不思議はないものだった。フレイアの本質を知るにつれて彼女に惹かれ、自分から申し出た契約を反故にしようという態度は自分勝手すぎるとしか言いようがない。
それでも自分の立場を理解したうえで立ち回るフレイアは王族の鑑とい...続きを読むうべき存在だと思う。ただ、一人の女性の言動だとすると、あまりにも悲しい…。
最終的には色々なところが綺麗にまとまり、腑に落ちる結末だった。
続きが気になり、途中で読むのを止めることもできずに一気読みしてしまい寝不足です。
一気読みでした。初恋を木端微塵に砕かれたヒロイン。自分の目で見ようとしない王太子。そっと支えるヒーロー。いろんな愛のかたちですね。
とにかくおもしろい。
テンポも良くて、一気に読んでしまいました。
波乱万丈でこれ以上にない苦しみ悲しみの中、それでも前を向いて立とうとする姿に、思わず背筋が伸びます。
最後はみんなが幸せになる様子に安心しました。
起承転結でキレイに1冊にまとめられたお話でした。始めはヒロインのことを全く知ろうとせず、思い込みのままに嫌う皇太子がざまぁされるのかと思い読み進めましたが、結局は悪者はおらず、クーデターは起こるけれど、首謀者は主要キャラでもなく。それぞれが落ち着くところに落ち着いたスッキリしました。
しっかりとしたお話でした。
そして、ヒロインの、王女であるという矜持が、何があっても崩れる事がなくて、えらいなぁ。
最後がハッピーエンドで良かった。
幼い頃からの婚約者に恋心を抱き嫁いだら、冷たい態度に屈辱的な思いをさせられ、相手が言うように3年後の離婚を目指すヒロイン。
最初ヒロインが可哀相だったのですが途中から変わりだしたセレンの努力も応援したくなりました。後悔しやり直したいセレン。許してあげなよ、と思ったのですが、ヒロインの心の声で気付きま...続きを読むした。あまりにもヒロインが淡々と受け入れて前を向いていたので忘れていたのですが、ヒロインもかなり傷付いたのだと。
そしてヒロインを幼い頃から想いつつ婚約者がいることで諦めていたヒーロー。みんな拗らせてるなぁと思いました。最終的にはみんな再婚やらして幸せな暮らしを手に入れ国同士の繋がりも強くなってよかったのでしょう。
この作者さんの癖なのか、何度も同じ事を説明されているようで読みにくかったです。
なんか淡々とした思考の持ち主で、ヒロインに最後まで好感が持てませんでした。
セレンとずっと一緒にいて欲しかったなぁ。