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王太子に救済を
神様に余命宣告を受けた令嬢が傲慢で身勝手な振る舞いで、周りを振り回し、傷つけ、悲しみと苦しみのどん底に突き落とすお話。
前半はまだ良かった。
家族の行末を思っての行動はジーンとくるものが、
でも、後半はいただけない。自己顕示ばっかり。早く忘れてもらうんじゃなかったの?思わせぶりな事もしてるし、残酷だわー。
皆んな幸せになった?ウソだよっ!幸せそうに見せてるだけだよ。そういう立場の人たちだから、
子供が先に死んでしまった親が幸せなど感じるわけない、寄り添うしかないじゃない。
弟王子だって、好きな女の子を自分が死なせてしまった
私の涙は、何一つ報われなかった王太子殿下に、
信じて、愛して、自身も努力し続けて、頑張っていたのに、こんなムゴイ終わり方。自分の腕の中で最愛を亡くし、これから協力しあっていこうと思っていた弟は消えた。残ったのは、王太子、国王という責務だけ、
一日だけでも、声を上げて泣くことができたかな?
それでも、朝は来てしまう。かえって、公務とかに忙殺されている方がいいのかな?
正直、主役二人はどうでもよくなった。
たぶん、二度と読みません。