【感想・ネタバレ】秘拳水滸伝(3)第三明王篇(新装版)のレビュー

あらすじ

世直しの名のもとに日本制覇を企む「三六会」の四天王を追い払った「不動流」の長尾久遠たち。だが、それは壮絶なる闘いの幕開けにすぎなかった――。「三六会」を影で操る沼田栄完の命により、武道のスペシャリストたちが、あらたなる刺客として「不動流」の演武会におくりこまれることになったのだ・・・・・・。最強の武道伝説を描く、大好評シリーズ新装版第三弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

三作目ともなると、登場人物もある程度固定されてきて、やや予定調和になりつつある印象。不動流の4人の強さはもはや鉄板で、何が起きてもまぁ負けないよね?と危機的状況に陥っても安心して読んでられるのは、この手の小説においては良いことなのか、悪いことなのか…

話の展開は前作とほぼ同じ。次なる戦いに必要となる技を会得している人物が、不動流にその技を伝授するべく大日如来に導かれ… 今回はまさかのジャンプ的展開で、これまでの敵が味方になる、という流れは意外でした。

最後は結構あっけなく終わってしまったのですが、三六会のバックにいる黒幕をどのように“救済”するのかがとても気になるところ。

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2012年07月07日

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