【感想・ネタバレ】情報のさばき方 新聞記者の実戦ヒントのレビュー

あらすじ

朝日新聞編集局長が、記者生活30年で鍛えた「情報力」を公開する。インターネットの発達でケタ違いの情報が氾濫している今、現代人は「情報力」を鍛えることが欠かせない。情報を扱う場面を「つかむ=収集」「よむ=分析・加工」「伝える=発信」の三つに切り分け、豊富な事例をもとにそれぞれのポイントを解説し、対処法へのヒントを紹介する。必要な情報を探すコツは? メモを取る時に大事なことは? 世の中の「からくり」を知るには? ビジネスリポート、営業報告書にも応用可!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

決してこの方はスクープ系の派手なものは
扱っている人ではないです。
実際に彼はどうも警察系のそれには
合わなかったようで…

メディアというものに嫌悪感を
抱く人も数多くいるでしょう。
だけれどもこの人は自分の弱さを知ってうえで
どうすれば読まれる文になるか、
そしてどうすれば情報が確実なものになるかを
真摯に向き合っている人。

ですが、今の時代はネットになってしまい
挙句フェイクな情報も
出てきてしまうことがままあります。
ネット故に招かれた事態なのでしょうか。

でもそうだからこそ
私たちも学ぶものはあると思います。

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2018年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新聞記者が描いた情報のさばき方についての本。
まさに情報をさばく仕事の新聞記者であるがゆえに考え方テクニックなど参考になる部分も多いと思う。

基本原則一 情報力の基本はインデックス情報である。
基本原則二 次②重要な情報力の基本は自分の位置情報である。基本原則三 膨大な情報を管理するコツは情報管理の方法をできるだけ簡単にすること
基本原則四 情報は現場や現物にあたり、判断にあたっては常に現場におろして考える
基本原則五 情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏りを取り除く
 
・大きなニュースには多くの場合かすかな予兆がある。不確定要素をどこまで神輿、見切るのかが職人の技量
・断片情報を積み重ねて中枢へ。持っている情報が深い人ほど話したがらない。しかし、断片的な情報を積み重ねて、ある程度知っていることを出すと、そこまで知っているのかと話してくれるようになる。人は聞き手がしている程度に応じて話をする。
・位置情報に敏感になること。人事なら人事情報、経理なら予算情報、事務なら端緒情報を知っているかもしれない。
情報はあがっていけば上がっていくほど、分析・加工され集約された情報になる。しかし現場ではより正確で豊かな情報が敏感に転がっている。
・一次情報にあたること。伝聞や報道をもとにすぐに対応を決めるのでなく、直に関係者や資料の現物にあたって事実関係を確認する。
・文章の工夫
文章の要約を冒頭に書く
文書は複文を少なくし、センテンスはできるだけ短くする
文章の中に多くの数字を詰め込まない。
数字はできるだけ文章で説明する。
必要な数字は図表化するなどして文章外に押し出し、簡略化する。
結論は冒頭の要約と合致する内容にする

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2012年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

情報に対しての接し方の方法として勉強なる。ただし、新聞記者の実践例が主たるものなので注意が必要。
意外と抜けている情報に対する接し方の方法の一つが分かり、勉強になった。

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2011年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・「備忘録」と「日記」の分離
 備忘録→日々の客観的な出来事だけを記録する(過去の情報管理)→グーグルカレンダーへ
 ex.食べた場所、会った人、行った所、読んだ本、見たもの
 日記→感情をぶつけ思いつきを書き付ける→手帳ノートへ
 将来の情報を管理+To Do管理→手帳カレンダーへ

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2011年05月14日

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