【感想・ネタバレ】財務3表一体分析法のレビュー

あらすじ

会計の仕組みが「理解」できたら次は「分析」。細部に立ち入った勉強は今回も一切不要。膨大な決算書の数字から大切な数字だけを抜き出して「一体分析」オリジナル図を作成。この手法なら会社の経営状況をイメージで把握できる。ベストセラー『財務3表一体理解法』の著者が満を持して贈る新・会計勉強法第2弾。トヨタ、パナソニック…20を越す企業の決算書が登場。ホワイトカラー必読!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

財務3表の分析方法が初心者でも分かりやすいように
丁寧に説明されていた。前作でもある『理解法』と
続けて読むとより理解度が増すと思われる。

後は、実際の有価証券報告書を読んで実践を
積み重ねるだけ。
本書には、Ecxelでの分析方法まで解説があったので
本当に親切。

しかし、本書の最後で怒濤のように表れる財務指標が
覚えられず、まだまだ初心者の域まですら
達していないことを実感するのだった。

まずは、財務3表の全体像を実践でつかむべく。

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2015年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

理解法に続いて読んでみましたが、期間比較や競合比較などを通して、財務諸表の業種ごとの財務傾向や分析のポイントが分かりやすく解説されていて、非常に理解が深まったと思います。財務諸表の見るべきポイントがおおよそ理解できたと思うので、これからは実践として訪問するお客様会社の財務諸表の事前チェックやお客様が財務上重視している点としてアニュアルレポートの財務ハイライト(サマリー)部分は抑えていきたいと思いました。

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2013年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前著「財務3表一体理解法」を読んで会計の仕組みが分かると、次のステップしてやりたくなるのが、実際に活動している企業の財務3表の分析だ。本書はこの衝動に十分応えられる内容となっている。著者も前著と同じ。電機、百貨店、飲食、携帯電話、商社、金融など代表的企業の財務諸表がずらり並ぶ。業界によってそれぞれ特徴があり、企業の一つ一つに、無借金経営型、本業成長型、M&A拡大型、投資家型、金融進出型など、独自の方針がある。小さく驚いた。加えて本書の良いのは、単なる財務諸表の解説にとどまらず全編に著者の温かな血が通っている。企業紹介の中でマツダと三菱を比較しているが、財務諸表上は何から何までマツダがイイ。ところが著者は言う。業績の良い会社は勿論よい。しかし、三菱自動車のように死に物狂いで経営再建に向けて努力している会社もイイ。なぜなら再建途上の会社には必ず本気で仕事に取り組んでいる人がおり、本気で仕事に取り組んでいる人や組織からは多くの学びがあるからだ。また、これから就職しようとしている人なら、若いうちから苦労もできる。いいことづくめだ。三菱自動車さんが苦境を乗り越えて大きく発展していくことを心から祈念したい。この件を目にして何だか何故か涙腺が刺激された。

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2012年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

簿記を学んだことのない人向けの会計の本。
営業利益1%の場合は、経費3万円を稼ぐために300万円の売上が必要。

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2016年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

会計や財務とは関係のない仕事をしていもBS/PLや決算の流れをビジュアル的に解説して分かりやすい本だと思います。当時は、リーマンショック前と言う事でトヨタなどの自動車業界が世界最強を誇っていた時代。

とりあえず、大切なのは「有利子負債」と「利益剰余金」の二つを眺める。そこから、過去堅実に経営を続けて利益を積み重ねてきたかが分かるとの事。しかし、それは過去の数値であって未来は分かりません。ただ、会社研究のやり方としてはもってこいかも。

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2012年12月08日

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